【高知市】グルメも通う中ノ橋通りの「露堂々」はコーヒーの奥深さを教えてくれるステキなお店です♪
突然ですが皆さんはコーヒーはお好きですか? 高知は喫茶店が多く、お店お店によってコーヒーにも個性があって面白いですよね。日々新たなコーヒーとの出会いを求めてカフェ巡りをされているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな皆さんは、中ノ橋通りのコーヒー店「露堂々(ろどうどう)」には行ったことがありますか? 個性が抜きん出たいろいろなコーヒーを飲むことができるお店で、グルメの方も遠くから足を運ぶステキなお店ですよ♪
※「露堂々」ではコーヒーやフード以外の写真の撮影はお断りをしています。店内などの撮影をしたい場合はオーナーに一声お掛けしてください。本記事で使用している写真についてはオーナーの許可を得て撮影したものになります。
個性がきらめくコーヒー店「露堂々」!
「露堂々(ろどうどう)」がオープンしたのは2024年2月17日。高知市の帯屋町商店街から北に伸びる中ノ橋通りにあります。専用の駐車場はありません。
こちらのお店は全国にファンがいるコーヒー卸をされているオーナーがオープンさせたお店です。週末の金・土・日のみオープンしています(臨時休業あり)。
店内には常に5種類ほどのコーヒーが並べられています。ホットを注文する場合はこの中から好きなものを選ぶことができます。しかしこちらは氷山の一角にすぎません。オーナーが取り扱われているコーヒーは細かい種類まで数えると実に100種類以上あるんです! その中から5つが店舗に並び、不定期で内容が入れ替わります。「今日はどんなコーヒーがあるんだろう」とつい足を運びたくなってしまいますよね。
オーナーはコーヒーに並々ならぬこだわりと凄まじい愛があるお方。コーヒー農園への深いリスペクトをお持ちで、ブレンドのコーヒーは作らずに混ざりっけないそのままのコーヒー(シングルオリジンと言うそうです!)をお店で提供しています。
コーヒーはそれぞれ抽出に適したお湯の温度や抽出時間もバラバラ。オーナーはそれをすべて覚えていらして、そのコーヒーを一番おいしく飲むための手法をご存知です。すごい!
コーヒーは普段飲むけれどあまり良し悪しがわからない。どれが自分に合っているかもわからないなぁ。そんな方はオーナーにオススメを聞いてみてください! その日の気分や体調に合わせてオーナーがオススメのコーヒーを選んでくださいますよ♪
ご紹介した通り、コーヒーはそれぞれおいしく飲むための抽出に適したお湯の温度や抽出時間が異なります。それをオーナーが1杯1杯丁寧に淹れてくださるので、混雑している時は特に提供に時間がかかる場合があります。
そんな時は店内のインテリアを眺めながらのんびりと過ごしましょう。
店内に用意されているのは中央の大きなテーブルとカウンター席のみ。他のお客さんと相席になります。偶然居合わせた見知らぬ人とお話をするのもとても楽しいですよ。私もオープンから何度か足を運んでいますが、その度にいろいろな方とお話させていただいて、待ち時間も充実した時間を過ごしています。
オープンから間もない頃は、コーヒーを待っている間に次々と人がやってきて「オープンおめでとうございます!」とお祝いの言葉をオーナーに送っていました。中には四万十市からいらっしゃったという方もいらしてビックリ! オーナーの人柄の良さが窺えますね♪
本格コーヒーはホットもアイスも♪
オープン当時は冬だったこともあってホットしかなかったのですが、
暖かくなってきたのでアイスのメニューも増えました。ホットの場合は先ほどご紹介した店頭に並ぶ5種類のコーヒーから好きなものを選ぶことができます。アイスメニューの場合はオーナーがアイスに適したものを作ってくださいます。
こちらはオープン当時にいただいたホットのコーヒー。パッションフルーツの味と香りがするというコーヒーで、コーヒー初心者の私にオーナーが選んでくださったものです。
お湯が注がれた瞬間にとても驚いたのを覚えています。嗅ぎ慣れたコーヒーの香りは一切せず、香りが本当にパッションフルーツだったんです! 冷めると紅茶のような味わいになると言われたので少し冷めるまで待って飲んでみると本当に紅茶のような味わいになっていました。
暖かくなってきた今の季節、私のオススメはトニックコーヒーです。コーヒーをトニックウォーターで割ったものになります。コーヒーに炭酸? と思われるかもしれませんが、これがなかなかおいしいんです! シュワッとした爽やかさが喉を潤してくれますよ♪
コーヒー以外のメニューもこだわり満載!
「露堂々」ではコーヒー以外のメニューもこだわりのメニューが満載です。
オープン当初からあるのはパンメニュー。低糖質で食物繊維がたっぷりの小麦ふすま粉を焙煎した「KoKaRa」を使って作られたふすまパンを使用しています。広島県にある「másymás(マシマス)」というお店パンです。
※小麦粉不使用のパンというわけではありませんので、アレルギーをお持ちの方はご注意ください。
私は「珈琲羊羹ロールパン」をテイクアウトで、「アンポーネバケット」を店内でいただいたことがあります。どちらもとってもおいしいです♪
「珈琲羊羹ロールパン」はなかなか大胆な見た目をしたパン。使用している珈琲羊羹は、TVドラマで和菓子職人役の役者さんの指導を行ったことで有名な埼玉県の和菓子屋さんで作っていただいているのだとか。使用しているコーヒーはもちろんオーナーこだわりの「露堂々」のコーヒーです。
「アンポーネバケット」は、あんことマスカルポーネをバケットに挟んだもの。結構ボリューミーですが、あんこがすごくさっぱりしてて食べやすく、そして何より美味しい! ちなみにマスカルポーネを生クリームに変えることもできるそうです。
こちらで使用しているさっぱりとしたあんこはなんとオーナーの手作り! 先にご紹介した和菓子屋さんに小豆の選別の仕方などをご指導いただいて一から作っているのだとか。
暖かくなってきてから提供が始まったプリン。こちらもなんとオーナーの手作り! オーナーには驚かされてばかりです(※プリンはイートイン限定)
2024年のゴールデンウィーク明けからはジェラートの提供も始まっています。暑い高知にぴったりのメニューですね♪
ちなみにこちらのパンスイーツメニューのみのイートインは不可。テイクアウトするか、店内で食べたい時はコーヒーも一緒に注文してください。お支払いは現金のみになります。
「露堂々」で本格コーヒーとスイーツを♪
今までのコーヒーの概念を覆してくれそうな、本格コーヒー店「露堂々」。日々進化を遂げているので公式Instagramは要チェックです! オーナーも気さくでとってもお話が楽しいので一度足を運んでみてくださいね♪
露堂々
【住所】 高知県高知市追手筋1丁目9-15
【営業時間】 不定期(Instagramをチェック!)
【定休日】 月曜日 ~ 木曜日(週末のみの営業)
【駐車場】 なし
【支払い方法】 現金
【公式情報】 Instagram