【入間市】待ってました! 完全復活した「入間万燈まつり」が皆んなの元へと帰ってきました!!
令和5年10月28日(土)と29日(日)の2日間に渡り、多くの方々が待ちに待っていた入間市最大のお祭り「第43回入間万燈まつり」が盛大に開催されました。コロナ禍前の姿へと戻り、様々な制限もなく開催されるのは実に4年振りのこと。
「コロナ前のお祭りの状態に戻って嬉しい!」「やっと子ども達と一緒に遊びに行ける! 大きな山車がたくさん見れるのも幸せ。」と、開催前から地元の方は盛り上がっていました。
筆者は家族やママ友家族と、初日の28日に参加してきました。お祭りは12時からスタートだったのですが、筆者が会場に到着した14時40分頃には既に多くの方がいらっしゃいましたよ。市民の皆さんが心から入間万燈まつりの開催を喜んでいたのを知っていましたから、さぞかし混雑するだろうと予測はしていました。
なんと規制線が貼られたスタート付近ですら、この混雑ぶりです! 会場の中心部である入間市産業文化センターまでは案外と距離がありますよ(笑)。
「けやき通り」には市民の皆さんのブースや入間市内のお店のブース、屋台や露天などがズラリと立ち並んでいました。
お祭りには多くのご家族連れの方が来場されていて、スーパーボールすくいやヨーヨー釣り、ピンボールといったブースはお子さん達がたくさん!
夢中で遊んで無邪気に笑うお子さん達の姿を見て、周りの大人達もにこやかな表情に。「コロナ前は当たり前だったお祭りの光景が、やっと入間にも帰ってきたんだなぁ。」と感慨深く感じました。
会場内には入間市内の各地区の山車が並んでいて、御囃子や踊りが披露されていました。力強くリズミカルな太鼓の音色や、爽やかな秋空の下に心地良く響き渡る笛の音色。
踊り手のユニークで誘うような踊りに、皆さん立ち止まって拍手を送っていました。
筆者は入間市産業文化センター前の交差点に架かる歩道橋に登り、けやき通りを眺めてみることにしました。その光景がこちら!
どれだけの市民の方々が入間万燈まつりを待ち望んでいたことか。もう、圧巻の一言ですよ。
雷が鳴り小雨がぱらついたこともあり、日が落ち始める頃には肌寒く感じてきました。そんな時、行き交う方々から「ここのラーメンは美味しいよ。食べてみなよ!」と教えて頂きました。
こちらは地元の少年少女野球チームが提供していたラーメンでした。温かいラーメンの美味しさが冷えた身体に染み渡りましたよ。ごちそうさまでした!
山車や御神輿の万燈に、優しい明かりが灯りだす夕暮れ時。会場内の皆さんは急いで通り沿いへと向かいます。「入間行列」のスタートです!
入間市内の各団体や姉妹都市の美しい万燈山車や万燈踊り、入間市伝統の山車や屋台、櫓、神輿が「茶の花通り」「ひばり通り」「けやき通り」へと集合し、3つの通りを練り歩きます。
入間行列の後、大きな山車が入間市産業文化センター前の交差点へと向かうと会場からは大きな歓声があがりました。交差点の中で山車と山車とがクルリと向かい合い、賑やかで華やかな音色を御囃子が一斉に奏でると「ひっかわせ」がスタートします。
会場内を沸かせる曳き手の盛り上がりも相まって「これぞ入間万燈まつりの真骨頂だ!」と言わんばかりの迫力と美しさを放ちます。この時の熱量は、言葉には表せないほどの感動を覚えました。
また来年も、この熱気を皆さんと一緒に味わえるようにと願っています。本当に素晴らしいお祭りでした。2日間、心揺さぶられるような楽しさと感動をありがとうございました!
▼入間市産業文化センター▼
住所:入間市向陽台1-1-7
電話:04-2964-8377
利用時間:9時~21時半(窓口時間8時半~19時半)
休館日:月曜日(※祝日・国民の休日にあたる場合は開館)・年末12月29日~年始1月3日