【京都市上京区】天神さんの商店街で電車みたいなキッチンカーの週1の米粉うどんが評判 新たにカフェも!
【昭和男子商店街を歩く】北野天満宮のお膝元商店街となる北野商店街を2024年10月30日に、久しぶりに歩いてみました。いろいろと変化しているようでした。御前通側から歩いていると直ぐの北側に工事中の店舗を発見。商店会長さんにお聞きするとまた新しい立ち飲み屋さんができるそうです。
さらに七本松通近くまで来ると、空き地に電車のようなキッチンカーが止まっています。新潟県産「お米うどん」と書かれたのぼりがありました。「空想うどん屋」は、店主によると完全グルテンフリーの米粉を使ったうどん屋だそうです。米粉のたこ焼きうどんとどちらにしようか迷いましたが、ホロホロ柚子こしょう鶏うどんを早速実食してみました。
茹で時間が短くのど越しの良いきしめん風の平打ち麺に出汁が良く絡んで美味しい。低温調理した鶏肉が肉々しいのもいいですね。よくあるグルテンフリーの一品は味の方はもう一つというものも多いのですが、こちらは十分に美味しかったです。一緒に温玉漬物丼もいい感じでした。
店主の田中聡子さんは、週末は市内中心部の町家料理店で店長をやって、外国人向けのうどん作り体験教室なども手掛けているそうで、こちらの営業は毎週水曜日の1どだけとなります。ピアニストでもあるのだそう。
2年前に昔の市電をイメージして作られた、カレーパンが人気のJAMJAM KITCHENのキッチンカーを間借りして営業を始める際に、お客様の喜ぶ笑顔を空想する意味で空想うどん屋と名付けました。ちなみにキッチンカーの所有は北野商店街の自転車屋さんです。
さらに千本通側に進んでいくと、1年ほど前に散策した時には無かったカフェがオープンしていました。玄関は町家風ですが、中に入ると一転、明るいライトに照らされた白壁にモダンなアートが飾られたお洒落空間が広がっていました。
ランチタイムのきりきりに飛び込んだ感じですが、いいですよと明るくはきはきとした口調で優しく応対してくださいました。この方が「カフェ むん」オーナーの山﨑むつみさんでした。この日の日替わりランチはおばんざい5品と海老天、かき揚げ、味噌汁でした。
2023年1月に幼少の頃から遊びに訪れ、慣れ親しんだこの北野商店街にモーニングからランチ、夕刻までのカフェをオープンされました。日替わりランチは他に、チキンカツやチキングラタンにピカタ、豚生姜焼きとおばんざい、茄子と豚マヨのオイスター炒め、手作りコロッケと肉巻きアスパラフライなど毎日来ても飽きないような多彩なメニューが揃います。
千本通側の入口には、ベビーカステラの京都すずなり屋千本中立売店がオープンしていました。2024年2月2日に開業したとのことでした。北野商店街はアーケードもあって雨でも大丈夫ですよ。北野天満宮に来られた際は立ち寄ってみてはいかがですか!
「空想うどん屋」(外部リンク)京都市上京区一条通七本松西入東町41
「カフェ むん」(外部リンク)京都市上京区中立売千本西入る亀屋町691-2