【速報】大会新記録、倉敷優勝!第73回全国高校男子
|1区は西脇工(兵庫)初の区間賞。
1区はスタートから西脇工(兵庫)長嶋幸宝(そなた)選手が飛び出す展開。5km中間点では30名近い集団との差を30秒離す展開に!一方で、集団では伊賀白鳳(三重)島子公祐選手と八千代松陰(千葉)綾一輝選手が転倒のアクシデント。終盤では後方集団から佐久長聖(長野)永原颯磨選手が抜けだすものの、西脇工(兵庫)長嶋幸宝選手がそのまま区間賞。2位は18秒差で佐久長聖(長野)永原颯磨選手、転倒した八千代松陰(千葉)綾一輝選手が3位に、続いて4位には埼玉栄、優勝候補の倉敷(岡山)南坂柚太(ゆうた)選手は23秒差の5位。
|3区は吉岡選手vsサムエル選手
2区の西脇工(兵庫)から3区へ襷を渡した時点で、佐久長聖(長野)吉岡大翔(ひろと)選手へは11秒差。1km過ぎで首位、3位で襷をもらった倉敷(岡山)サムエル・キバティ選手も猛追。何と吉岡選手を抜き去り、区間新記録を9秒更新。しかし吉岡選手も日本人最高タイムの22分台で襷渡し、3位には八千代松陰(千葉)工藤慎作選手がゴールデンルーキー鈴木琉胤(るい)選手に襷渡して4区へ。
|4区から6区は倉敷が大会記録を更新するタイムに!
4区はトップの倉敷(岡山)桑田駿介選手。2位の佐久長聖(長野)山口竣平選手との競り合いは、桑田選手が区間賞で差を29秒に、3位は八千代松陰(千葉)スーパールーキー鈴木琉胤選手。5区は3kmと最短区間、ここで倉敷(岡山)田坂愛翔(まなと)選手が、2位佐久長聖(長野)長屋匡起選手との差を縮めさせない走りに、6区は倉敷(岡山)菱田紘翔選手が、2位佐久長聖(長野)篠和真選手との差を詰めさせない走りに、そして最終区へ!
|大会新記録で倉敷(岡山)優勝おめでとう。
最終区の倉敷(岡山)檜垣蒼選手が大会新記録2時間1分10秒。佐久長聖(長野)は高校日本記録2時間1分57秒で2位と素晴らしい走りを見せてくれました。
優勝;倉敷(岡山)
2位;佐久長聖(長野)
3位;八千代松陰(千葉)
4位;埼玉栄(埼玉)
5位;仙台育英(宮城)
6位;西脇工(兵庫)
7位;洛南(京都)
8位;学法石川(福島)
初出場は、16位川崎市立橘(神奈川)、18位に城西大城西(東京)、19位に福岡第一(福岡)が大健闘。高校生の素晴らしい走りに感動です。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
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