【姫路市】鏡を見てテンション上がる! 全方位コーディネートを提案してもらえるアパレルショップ&カフェ
階段に続くフロア、そこは別世界。
traditionalとavantgardeを織り交ぜた造語の店名「trava」は姫路市亀井町に存在するカフェ併設のアパレルショップです。遠目からでも既存の服ではないのが見てとれる。個性的で、芸術の域だ。
独創的な国内外のブランドに囲まれて
ウッディな床、ホワイトの壁、前面にある鏡が連動していて、清潔感と開放感が交錯する店内。2024年3月にリニューアルしてカフェを併設、20年のオープン当初よりショップ面積も約4倍になりました。
代表の中村由美さんは小学生のころから洋服キットで制作したり、服に合わせて編み込みなどのヘアアレンジをしたり。「私のお洋服は母の手作りでした。その影響で」と話します。「他の人と重ならないし、似合うものを作ってもらえるのがうれしくて」とも。
自身が愛用している国内外のブランドを中心に展開しています。
例えば、日本生まれの「DECO depuis 1985」のニット。肩と袖のラインが独創的!
ユニークな形がしっかり出て「一枚で可愛く着られる」のがポイントです。
両サイドのスリットでウエストもすっきりと。
バルーンスカートはイギリス発の「Story mfg.」から。天然の植物染料を使用し、丁寧に仕上げられています。ギンガムチェックが、なんてキュートなの。
レディースのほか、キッズやユニセックスウェアがそろっています。
服も喜ぶ! コーデ次第で長年着られる
流行にとらわれず、長年着続けられる服ばかり。
「ミニスカートにパンツを合わせるとかブーツを履くとかして、年齢を重ねてもその時々の着方があるので。服も喜びますしね」と由美さん。
「でも、着こなしが難しいんじゃないの?」という千姫の疑問を払拭する回答が。「トータルでコーディネートを提案しています。髪型やメイクにおけるまで」
それが顕著に分かるのがインスタグラムに投稿されている由美さんのモデル画像。実際は150cmの身長が160cmくらいに思えた。これは魔術だ。アパレル界で培われた知識とセンスの良さが発揮されています。
靴、イヤーカフ、ヘアアクセサリー、バッグ……、全方位コーデができます。
由美さんはやわらかいオーラに包まれていて、とても相談しやすい。由美姉と呼んでしまいそう。
由美姉が手がけたターバンも数種。
カフェでは高知県「Joki Coffee」の豆を使ったブレンドや農薬を使わずに栽培されたレモンスライスを皮ごといただける自家製のレモネード、姫路市「ametuchi」の米粉焼き菓子などを。
カフェだけの利用もOKですが、洋服の間を一巡りしてから席に着いてほしいな。
鏡を見て、その日のスタートからテンションが上がる一着をtravaで。