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幻の映画『ハチ公物語』初公開! ハチ公生誕100周年記念展【東京都渋谷区】  

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

2023年はハチ公が生まれてちょうど100年。
それを記念した「ハチ公生誕100周年記念展」が白根記念 渋谷区郷土博物館・文学館で開催されています。

白根記念 渋谷区郷土博物館・文学館
白根記念 渋谷区郷土博物館・文学館

入口で、ハチ公が渋谷駅に通っていた昭和初期の頃の渋谷駅の写真や映像を背景に、ハチ公がお出迎え。

展示会場の入口にも貴重な性是のハチ公写真と撮影できるフォトスポットが。

折れた耳は、野良犬のケンカを仲裁した際に噛まれたせいではないかといわれています。晩年には両耳とも折れていたようです。
折れた耳は、野良犬のケンカを仲裁した際に噛まれたせいではないかといわれています。晩年には両耳とも折れていたようです。

大正12年(1923年 関東大震災と同年)に秋田県大館で生まれた秋田犬のハチ公。仔犬の時に松濤にあった上野栄三郎博士宅に迎えられ博士が急逝した後も、渋谷駅前に10年間も通い、帰ることのない博士を駅前で待ち続けました。

当初は心無い人に邪険にされたり、顔に八の字眉を落書きされたりしていましたが、亡き博士を待ち続ける忠犬として新聞に紹介されて以来、ハチ公は一気に渋谷のアイドル犬に。

今や渋谷のシンボルとして知られるハチ公ですが、生前のハチ公の写真かなりは少ないようです。

もし現代にハチ公が生きていたら、スマホで世界中の人に撮られていたんでしょうね。

今展では、戦時中に供出されて溶解されてしまった初代ハチ公像の前で、生前のハチ公と共に撮影した観光客の貴重な記念写真が初公開されています。

さらに、今展では昭和33年に制作された幻の映画『ハチ公物語』も初公開されているので必見です。

白根記念 渋谷区郷土博物館・文学館の1Fでは、ハチ公がいた時代の渋谷の貴重な史料や写真集が閲覧できるほか、資料の一部を購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

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ハチ公生誕100周年記念展
開催期間 2023年08月22日~ 2023年10月9日
入館料 一般:100円/ 小中学生:50円
※60歳以上の人、障がいのある人と付き添いの人は無料
会場 白根記念 渋谷区郷土博物館・文学館
住所 東京都渋谷区東4-9-1  
開館時間 11時~17時(土・日曜日のみ9時から開館)
最終入館は、閉館の30分前まで
電話  03-3486-2791

●会期中、昭和33年制作の白黒16ミリ映画
『ハチ公物語』を無料公開(上映時間約50分)
10月9日最終日は午前10時~、14時~上映
1回の上映は40人程度、当日先着順で事前予約は不要
整理券をお持ちの方のみご覧になることができます。
40人を超えた場合は、上映後に入れ替えをして、
2部、3部の上映を行います。
上映会場は地下1階 多目的室

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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