片づけが苦手な人必見!これだけは守りたい「たった1つの片づけのルール」
こんにちは!整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。「片づけたいけど、どこから何を始めたらよいかわからない。」「SNSを参考にしてみたけど、いまいちゴチャついて見える」このようなお悩みはありませんか?今日は片づけが苦手な人必見!これだけは守りたい「たった1つの片づけのルール」をご紹介します。
たった1つの片づけのコツ:使ったモノは必ず元に戻す
皆さんのご自宅は、元に戻す場所が決まっていますか?片づけとは「元の場所に戻す」という意味があります。言い換えれば、「モノの住所や定位置を決める」です。家中のすべてのモノの3割がよく使うモノと言わているので、せめてよく使う3割のモノだけでも元の場所を決めたいものですね。
でも、片づけが苦手な人は使ったモノを元に戻すことがなかなかできません。なぜ、使ったモノを片づけられないのか?その根本的な原因は使ったモノを元に戻せない「面倒な片づけの仕組み」にあります。それでは次に「使ったモノを元に戻せない3つの原因」をみていきましょう。
使ったモノを元に戻せない3つの原因
①戻す場所が遠すぎる
モノを片づける場所が遠いと、そこに戻しに行くだけでめんどくさいと感じてしまいます。片づけが苦手な人は、使う場所に収納をつくってくださいね。
②収納方法が複雑すぎる
種類別、色別…細かすぎる収納はかえって不便なことがあります。分けすぎるのも問題。細かい収納は「見栄えがする」「見た目がキレイ」というメリットもありますが、片づけが苦手な人ほど簡単・ラクな収納方法にすることをおすすめします。
③戻すまでのアクション数が多い
扉を開けて、引き出しを開けて、ケースを取り出す…といったように戻すまでのアクション数が多いとそれだけで面倒ですよね。ボックスに入れるだけ、置くだけ、といったようにアクション数が少ないほど片づけがラクになりますよ。
以上の3つに加えて、そもそも元に戻す場所が決まっていないということも片づかない原因の一つです。戻す場所が決まっていない場合はぜひ決めて下さい。それでは最後に定位置を決める時に大切にしたいポイントが4つあるのでご紹介しますね。
戻しやすい場所(定位置)を決める4つのポイント
動作・動線
「動作・動線」とは、作業をする時の人の動きのことです。動作・動線に沿った「便利な場所」に定位置を決めると作業や行動がスムーズになります。片づけが苦手な人ほど、動線上に収納をつくってください。
使用頻度
「使用頻度」はモノを使う頻度のことです。よく使う、1週間に1回使う、あまり使わない…といったように、すべてのモノには必ず使用頻度があるので、よく使うモノほど取り出しやすい場所に定位置を決めてくださいね。
一緒につかうものはまとめる
化粧品セット、朝食セットなど、救急セットなど一緒に使うものはまとめて収納するととても便利!取り出しやすさや使い勝手の向上につながります。まとめると便利なモノはないか?と考えて、ぜひまとめて収納してくださいね。
さいごに
片づけが苦手な人必見!これだけは守りたい「たった1つの片づけのルール」をご紹介しましたがいかがでしたか?片づけてもすぐにリバウンドしてしまうのは面倒な仕組みのせいかもしれません。定位置を決める時は4つのポイントをもとに、理由のある収納計画をしてくださいね。皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
田中ゆみこ 整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ
4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする【整理収納×時短家事】をご提案しています。インスタグラム(@tanaka__yumiko)では、暮らしのイライラの整え方について不定期に更新中。
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