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【河内長野市】流谷八幡神社の大イチョウがまもなく見頃!府指定天然記念物のおすすめの見学場所はどこ?

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

ことしも紅葉の季節になりましたね。山に近いこともあり、河内長野市には多くの紅葉スポットがあります。

今年はどこに行こうかと思ったときに、ある所が気になりました。1月に葉が無くて枝だけとなっていた流谷八幡神社の大イチョウは今頃黄色い葉をつけているのか?ということで、実際に見にいってみました。

南海天見駅から流谷方向に15分歩くと、赤い橋があり、その先に流谷八幡神社があります。正式名称は石清水八幡宮別宮八幡神社です。

これは石清水八幡宮から御霊を勧請(かんじょう:御霊をもらい受ける)することを起源とする神社だからです。

勧請縄かけは毎年1月に行われ、平安時代の1039(長暦2)年に、石清水八幡宮から勧請された御霊を流谷川の谷を越えるために始められたという言い伝えがあります。

画像は昨年地元の人たちの手により実際に縄がかけられる場面です。

そんな歴史のある八幡神社のイチョウは、幹回り5.5メートルある大木で樹齢は約400年と考えられているそうです。平成元年に大阪府指定天然記念物に指定されました。

1月のときに見たイチョウの木です。神社拝殿の左側の崖にへばりつくようにある大木。このときは真冬だったので、枝に葉は全く残っていませんでした。

さてこの大イチョウが、紅葉の季節にどんな姿を見せているのでしょうか?

ということで、八幡神社まで行きました。もちろん最初に参拝を済ませてからイチョウの木を眺めます。

拝殿から左手を見ると、1月とは全く違う状態で、多くの葉がありますね。黄色になるのはまだ少し早いようで、黄色というより黄緑色ですね。

ところが1月の時には大木のすぐ近くまで行けたのですが、今はテープが張ってあり行けません。確かにここは崖のようになっていて近づくのに少し勇気がいりました。

安全のためには仕方がありません。

ということで、遠くからしか大イチョウが見られません。もっと他によく見えるスポットが無いかと考えました。そうして、すぐそばではなく、流谷川の対岸から見たらどういう風に見えるだろうかと思ったのです。

ということで、橋を渡って八幡神社の対岸に戻ります。橋の位置からもイチョウの姿が見えますね。

川を挟んだ反対側から見ると、大木の全体が見えました。本当に崖にへばりつくようにあるイチョウの木、一部が折れていますが、その姿は圧巻です。

こうして流谷八幡神社の大イチョウを眺めてきました。イチョウの大木は、河内長野市内でもいろいろなところで見ることができますが、さすがに樹齢400年の天然記念物は迫力が違います。

青空のもとに凛々しく立つ大イチョウは、とても美しく黄金色に輝いていました。

石清水八幡宮別宮(流谷)八幡神社の大イチョウ
住所:大阪府河内長野市天見2211
アクセス:南海天見駅から徒歩15分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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