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【河内長野市】8月5日は2回目の土用の丑(二の丑)です!千代田のスーパーばんばんの土用の丑売場を紹介

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

夏にウナギを食べる土用の丑、今年は7月24日にありました。「すでに終わっているのではないか!」とご指摘を受けるかもしれません。しかし今年の土用の丑は二回あり、「二の丑」として、本日8月5日が該当します。

前回の土用の丑(7月24日)の時に、せっかくなので鰻を食べようと、千代田ショッピングセンター内にある生鮮市場richばんばん(株式会社ケイファーマーズ経営。以下、ばんばんさん)に行ってきました。

そしてお値段も手ごろで美味しかったので、ばんばんさんの西田店長に問い合わせると、本日8月5日も同じように鰻を販売すると聞きましたので、今日の二の丑の参考にご紹介することにしました。

「ばんばん」さんの目の前には、ウナギの名店「うな亭」さんがありますね。うな亭さん(外部リンク)は堺の泉北に本店があり、仕入、選別、焼き、タレに強いこだわりがあるお店です。

うな亭さんの炭火焼の高級ウナギは、普段でも早い時間に売り切れになるほどの人気店。やはり土用の丑の日は、お昼前の時点で長蛇の列でした。

庶民派の私は、それを横目に「ばんばん」さんのウナギ販売の様子を覗いてみました。この画像は鮮魚コーナーです。

以前からばんばんさんのお魚はとても新鮮で品質が良いと感じていたのですが、これを機に伺ってみると、鮮魚コーナーの魚は、担当者自ら、早朝から大阪市の中央市場に仕入れに行っているそうです。また岸和田港からも大阪湾の地魚を仕入れています。西田店長からのコメントを引用しましょう。

地域一番の鮮度、品質、品揃えにこだわった専門店にこだわりを持っています。毎日早朝より当日販売する商品を中央市場に買い付けに行き、職人の目利きの利いた厳選したお魚各種を最大限に品揃えしています。又岸和田漁港より獲れたての魚も毎日仕入し、地場の珍しい魚種も豊富に取り揃え遠方よりお買い求め下さるお客様も多数おられます。

画像提供:ばんばんさん
画像提供:ばんばんさん

こちらは惣菜コーナーです。ウナギはかば焼き、出し巻き付きのうな玉重のほか、ウナギの寿司も多く販売していました。普段、ばんばんさんのお惣菜は美味しいと思っていましたが、ちゃんと飲食店経験のある料理人の方が作られているとのこと。総菜コーナーのこだわりも西田店長から伺いました。コメントを引用します。

店内で一つ一つ手作りにこだわった、お弁当、お惣菜を提供し美味しさにこだわっています。 原料の品質や鮮度、調味料や調理方法等も元飲食店の料理人がお客様に美味しいと思ってもらえる商品作りを常に心がけ、お客様より美味しいの一言を言ってもらう為に、手間暇かけた手作りにこだわりを持っています。

画像提供:ばんばんさん
画像提供:ばんばんさん

惣菜コーナーのうな玉重は、ウナギが中国産ですが、1人前1,280円(税抜き:以下すべて適用)という驚きの値段!

こちらはお寿司コーナーです。意外にも炭火焼うな亭さんの炭焼きウナギを使ったにぎり寿司も並んでいるとのこと。

  • 炭火焼うな亭 ウナギにぎり寿司 4貫入り1P 1,100円
  • 中国産 炭火焼うなぎ棒寿司  1尾 1,990円
  • 中国産 炭火焼うなぎ尽くし(盛り合わせ)1人前780円
  • 中国産 炭火焼うなぎバラ寿司  1人前550円

中国産のウナギと言っても、最近は日本の業者が養殖から生産管理をしっかりしているため、品質もかなりよくなっていて、ウナギ専門家でもその味の違いがわからないほどなんだそうです。

お寿司は手を出しやすい価格なので、とても嬉しいですね。

値段を見てびっくりしました。土用餅ですが、この日は諸事情で特別価格で販売とのこと。あくまで7月24日の情報ですので今日ではありません。お間違いのないように。おもわず2パック、カゴに放り込みました。

画像提供:ばんばんさん
画像提供:ばんばんさん

土用の丑=ウナギの印象が強いですが、土用とは本来季節が変わる直前の期間を指す言葉で、夏だけでなく、立春、立秋、立冬の直前18日間を指す言葉です。夏の土用なので、土用の期間が終われば立秋となり、暦の上では秋ですが、現実問題としてこの暑さではとてもそんな雰囲気では無いですね。

土用餅は宮中で暑気あたりをしないために食べる習慣があり、江戸時代以降はあんころ餅になったとのこと。どうやらウナギより土用餅のほうが夏の土用で食べる伝統としては古いようです。

画像提供:ばんばんさん
画像提供:ばんばんさん

ちなみにウナギを食べることが広まったのは江戸中期以降。平賀源内が、ウナギ屋の販促のために広めたと言われています。それ以前は「う」の付くもの全般を食べる習慣だったので、うどん、瓜などでも問題ないとのこと。

というわけで、ばんばんさんで買ってきました。ウナギの握り寿司と巻き寿司です。

にぎり寿司です。白ゴマがまぶされていますね。

食べてみました。鰻とかかっているタレは、かば焼きを食べるときと同様の味わいで、しっかりとウナギを食べた気になりました。また少し酸味を抑えた酢飯との相性もばっちりでした。実はせっかくだからと、うな玉重も買っていたのですが、あまりの美味しさに、写真を撮影するのを忘れてあっという間に食べてしまいました。

こちらはウナギが入った細巻き寿司です。

細巻き寿司はにぎりと比べるとウナギの量が少ないこともあって、ご飯や海苔、いっしょに入っていたしいたけやキュウリの味が鰻と同じくらいの存在感があり、全体にバランスの取れた味わいで、素直に美味しいと思いました。

そして土用餅も買いました。

あんころ餅は白あんと、黒あんの2種類あります。

味わいは、いつも食べるあんころ餅そのものです。美味しくいただきましたが、夏の土用に食べる意味などを考えながら食べると、気持ちばかり違った味わいに感じました。

生鮮市場richばんばん千代田店(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市木戸西町2丁目1−20 千代田ショッピングセンター1階

TEL:0721-52-5000

営業時間:9:30~19:30

定休日:年末年始

アクセス:南海千代田駅から徒歩3分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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