これまで多種多様な富山の美味しいものを紹介してきました。今回は、富山銘菓として名高い「元祖　おわら玉天」を初めていただいたので、レビューしていきます！

富山市八尾の菓子店「林盛堂」について

富山銘菓「元祖　おわら玉天」を製造・販売しているのは、富山市八尾の菓子店「林盛堂（りんせいどう）」です。明治初期の創業以来、今日までお菓子作りを受け継いできました。

伝統を守りつつも、時代に合わせて変化をすることで文化を守ってきた林盛堂。元祖　おわら玉天をはじめ、赤カブの漬物を砂糖漬けにした「かぶ三昧」、煎った小豆を石臼で挽いた小豆粉で仕上げた「鄙ぼうろ（小豆ぼうろ）」など、新しい発想と手間暇をかけたお菓子作りでこそ実現できる魅力的なお菓子を多く世に出してきました。

林盛堂は、八尾の富山本店、岐阜県高山市に安川通り店・宮川朝市店、全部で3店舗を展開しています。

「元祖　おわら玉天」はモチっと食感&優しい甘さの富山銘菓

玉手箱のような「元祖　おわら玉天」のパッケージを、富山のアンテナショップやお土産屋さんで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

蓋を開けてみると、サイコロのような形に一つずつ包まれた元祖　おわら玉天が入っていました。

元祖　おわら玉天は、砂糖・卵・寒天というシンプルな材料から作られます。

全体的に黄色っぽくて焼き目のついた見た目はフレンチトーストのようですが、一口いただくと印象が変化します。しっかりと噛み切れるけれど、目が詰まったモチッとした食感はマシュマロのよう。やさしい甘さのため、食感の集中して独特のモチっと感存分に楽しむのがおすすめ。

きれいに包まれているため、一気に食べるのは少しもったいない気がします。また、1個でも意外にボリュームがあるため、お紅茶や緑茶と合わせてひとつをゆっくり味わいたくなるようなお菓子です。

「元祖　おわら玉天」20個入り・30個入りも販売中！富山土産におすすめ

「元祖　おわら玉天」はさまざまな個数が入った箱で販売されています。自分用なら6個入り、富山土産として同僚や友人に配るなら20個入り・30個入りなど、用途によって選べて便利。林盛堂の店舗や富山県内のアンテナショップ、林盛堂公式オンラインショップで購入可能です。

富山銘菓「元祖　おわら玉天」をまだ食べたことがない人は、次回見つけた際にはぜひ買ってみてくださいね。

この記事では、取材・インタビューライターの岩井ななが、休日に行きたくなる富山県内のショップやイベントなどをご紹介しています。