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キテレツ?ナンセンス?豊かな発想力が楽しむ鍵!夏休みの自由研究にもオススメ【那覇市】

ユミ地域情報発信ライター(那覇市)

「沖縄県立博物館・美術館」(通称おきみゅー)では毎年夏休みに大きな企画展が開催されます。

今年は「明和電機 ナンセンスマシーン展」です。

ナンセンス?キテレツ?いやいや豊かな発想力が企画を楽しむ鍵です。

内覧会と一般展示の両方を見学してきましたので様子をお届けしましょう。

「明和電機 ナンセンスマシーン展」内覧会に参加!

沖縄県立博物館・美術館の外観は城(ぐすく)をモチーフにしています
沖縄県立博物館・美術館の外観は城(ぐすく)をモチーフにしています

「明和電機」とはデンキ屋さんではなく、アーティストです。土佐社長による芸術ユニットで、結成30年の2024年に「沖縄県立博物館・美術館」で「ナンセンスマシーン展」が開催されることになりました。

通常、「沖縄県立博物館・美術館」の展示物は写真撮影が禁じられています。そこで写真撮影の許可とヤフーエキスパートへの掲載許可をお願いしたところ、「沖縄県立博物館・美術館」様より内覧会への参加をご案内いただきました。

内覧会とは一般公開の前日にマスコミと関係者や招待した方に向けて公開するもので、明和電機の土佐社長による解説会やライブもあるとのことでした。

有難いお話だと思ったので、私は内覧会と一般公開の両方を見学させていただくことにしました。

内覧会のオープンは土佐社長のパフォーマンス!

「沖縄県立博物館・美術館」に私が到着した時は美術館のシャッターが下りたままでした。

オープニングは土佐社長のパチモクパフォーマンス
オープニングは土佐社長のパチモクパフォーマンス

少し待っているとシャッターが開いて、パチモクを背負った土佐社長が登場しパフォーマンスからスタートしました。

内覧会の司会進行は新聞社もとい明和電機の社員の方、内覧会に参加しているのは新聞社と関係者、招待された保育園の子供たちもいました。

「明和電機 ナンセンスマシーン展」の展示コーナーへ

オープンの合図を受けて展示コーナーへと進みます。

土佐社長の歩みからスタート
土佐社長の歩みからスタート

まずは「明和電機が出来るまで」です。土佐社長が子供の頃のことから展示されています。

大学生の頃に魚器(なき)を作ったことをきっかけに魚モチーフのマシーンが作成されます。

まん中が魚コード、右がコイビート
まん中が魚コード、右がコイビート

ドスコイ
ドスコイ

私はずっと前に「コイビート」と魚コード(ナコード)がテレビで紹介されていたのを見た覚えがあります。

実は魚コードの模造品問題があったそうで、ちょっと衝撃的でした。(現在は解決しています。)

「明和電機」は魚モチーフから花モチーフへと移行します。

ペルチェフラワー
ペルチェフラワー

同時に声をモチーフにしたマシーンも作られていきます。

ツクバコーナー。
ツクバコーナー。

上の写真の左のパチモクなどの楽器も作られています。

コスプレコーナー。明和電機の社員になりきろう!
コスプレコーナー。明和電機の社員になりきろう!

明和電機のコスプレコーナーもあります。

こちらは触って音を出すことが出来ます
こちらは触って音を出すことが出来ます

だんだんと触ったり出来る展示が増えてきました。

内覧会はミニライブ付き!

ライブのイメージ
ライブのイメージ

明和電機で作られた楽器を集めるとこんな感じになります。

内覧会ではミニライブも付いていました。

土佐社長(中央)と明和電機の工作員(左右)
土佐社長(中央)と明和電機の工作員(左右)

土佐社長はトークを交えながらミニライブが繰り広げられます。

最後の「明和電機の社歌」では、簡単な振り付けがあるので少しだけ練習してから観客も一緒に踊りました!

観客の中には予習バッチリでビシッと踊っている女性もいました。きっと明和電機のファンの方なんでしょうね(笑)

ライブで演奏してました
ライブで演奏してました

私はこの小さなマリオネットがツボでした。無表情で鈴を鳴らし続けるシュールさがたまらなかったです。

楽器を鳴らしてみよう!

楽器コーナーを見たり、ミニライブを見ると、自分でもやってみたくなりますね。

ナイスなタイミングで楽器などに触れるコーナーに続いています。

明和電機の楽器に触れます
明和電機の楽器に触れます

一般公開日のこちらのコーナーは子供に大人気でしたが大人がやっても楽しいです。自由な発想でいろいろ叩いたり鳴らしたりしてみましょう。

オタマトーンで演奏してみました
オタマトーンで演奏してみました

海外でも大人気の「オタマトーン」は一番左がドです。顔の部分に近づくと音が高くなります。口をパクパクさせると音が鳴ります。原理がわかれば誰でも簡単に演奏が出来るので楽しいですね。

オタマトーンとノックマンファミリー
オタマトーンとノックマンファミリー

実際に楽器やグッズが欲しくなったら、沖縄県立博物館・美術館の売店で購入することが出来ます。

BOWGUN
BOWGUN

シュールなのかナンセンスと思うかは発想力の豊かさによると思います。くすっと笑ってしまうようなマシーンがあったり、逆転の発想に気づかされるものもありました。

子供たちの笑い声がずっと聞こえていたので、子供の方が発想力が豊かなのかもしれないなと思いました。

見学した様子をまとめたり、ワークショップに参加したり、購入した楽器を演奏したり、グッズを作ったりすると夏休みの自由研究にもなりますよ!

ひとりでも家族連れでも楽しめます。ワークショップやミニライブの予定もあります。暑い夏を涼しい「明和電機 ナンセンスマシーン展」で楽しみましょう。

「明和電機 ナンセンスマシーン展」の記事を書くにあたって、県立博物館・美術館様のご協力を頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。

「明和電機 ナンセンスマシーン展」の基本情報

オタマジャクシのようでもあり、八分音符のようなオタマトーンがかわいいですね
オタマジャクシのようでもあり、八分音符のようなオタマトーンがかわいいですね

@OkiMu_chan
開催期間:2024.7.13(土)〜9.16(月)
開園時間:9:00-18:00(金・土は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
会場:沖縄県立博物館・美術館
住所:沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
代表TEL:098-941-8200
休館日:毎週月曜日、7/16(火)、8/13(火)
※ただし、7/15(月)、8/12(月)、9/16(月)は開館

地図はこちらです。

地域情報発信ライター(那覇市)

東京都出身、那覇に移住して14年目です。沖縄の暖かい気候とおいしい食べ物や作り手との距離の近さに魅せられたので、もうどこにも行かないわ~と思ってます。那覇市の魅力をお届けします。

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