本店限定メニューを再現!「ホープ軒本舗監修東京背脂豚骨醤油まぜそば」を実食レビュー
東京の老舗ラーメン屋の「ホープ軒本舗」。1935年より屋台からスタートしたホープ軒本舗の特徴と言えば濃厚な豚骨出汁が効いた醤油スープ。プリプリの角切り麺と合わさって、非常にバランスのいい美味しいラーメンを提供しています。ちなみに背脂が入った千駄ヶ谷の「ホープ軒」とは別系列。ホープ軒本舗の元祖店主が屋台を貸し出した間柄ですが、ラーメンは別物とのことです。筆者は調べてみるまで混同していました…
今回サンヨー食品が販売したのはホープ軒本舗が監修した「ホープ軒本舗監修東京背脂豚骨醤油まぜそば」。背脂とついているので「ホープ軒」の方だと思いましたが、本舗が監修しています。サンヨー公式HPによると「もっちりとした食感でちぢれの少ないストレートの中太めんです。濃厚なたれのなじみもよく、生めん風の食感のめんです。ポークと醤油のうまみを合わせ、ガーリックの風味、背脂の甘みを加えた調味だれです。ほんのりときいた唐辛子の辛みがアクセントになっています。具材は肉そぼろ、ねぎの組み合わせです。」とのことです。ちなみにホープ軒本舗では6月の終わりから9月の終わりの期間で提供されていることが多いようです。
たれには豚脂・植物油脂・糖類・醤油・たんぱく加水分解物・ポークエキス・ガーリックペースト・ポーク調味料が含まれています。麺の量は100g。全体で133gとかなり多いです。
1食(133g)当たり626kcal。炭水化物は67.1gで食塩相当量は4.2g。
カップの中にはかやくと調味だれが入っていました。
湯量は620ml。湯戻し時間は3分が目安です。
完成品がこちら。豚脂と醤油が合わさったような香りがしてきます。
麺は結構柔らかめ。コシがあるというよりか、シコシコしていながらふにゃっとした柔らかさが合わさったような麺です。麺は丸刃で実際のホープ軒本舗とは異なる模様。脂っこさはかなりのものですが、麺が油を吸い込むため、ツルっとした感じではなく、ねちょっとした舌触りです。醤油のキレはそこそこでガーリックの風味も感じられますが、ねちょっとした舌触りが油の悪さを引き出しているのが残念でした。量も多く、食べ応えもあり、ジャンキーなところはよい点ですね。
かやくについては鶏・豚そぼろとネギが入っています。そぼろは肉なので、大豆たんぱくのような変な味わいはありません。いかんせん、量が少ないのであくまでもおまけ程度と思っておいた方がいいでしょう。
個人的にはタレは悪くなく、結構おいしいとは思いますが、麺がイマイチでした。丸刃で油を吸い込み固まってしまうタイプではなく、もう少しツルっと油をまとわせるタイプの方が合っているのではないでしょうか。ノンフライ麺のコシ弱めなどの方が、筆者としては良かったのでは?と思いますね。
ごちそうさまでした。