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【高松市】築97年の古民家で長年愛されてきた「宮武うどん」が閉店することに...。長い歴史に終止符。

黒澤見冴子地域ニュースサイト号外NETライター(高松市)

ことでん仏生山駅から、駅前通りを東へ歩いてすぐのところにある、昔懐かしい雰囲気のうどん店「宮武うどん」

良心的な低価格を守り続け、半世紀以上、近隣住民の胃袋を支え続けてきました。

熟練の職人さんによる打ち立て麺が本当に美味しい名店です。

数十年前に機械が導入される前は、店主が店の奥側でいつもうどん生地をトントンと手切りしている音が聞こえてきていたのも懐かしい。

そんな同店が、2024年6月下旬をもって、長い歴史に終止符を打ち、閉店となるそうです...。

店主のお話では、「ここは昭和2年に建てられ、築97年になる古民家でした。もう老朽化してしまったから...」とのこと。

中の様子も、半世紀ほど変わっていません。

讃岐うどんらしい、セルフ式のおうどん屋さんでした。

出汁の材料が無くなり次第、6月26、27、28日の間で閉店を考えていらっしゃるそうです。

こちらのニュースは既にネットでも話題になっています。

店内の写真を色々と撮らせて頂きました。

長い間、近隣で愛されつづけてきた宮武うどん店がなくなるのは、ファンとして本当に淋しいです。

お話ししやすかった店主さんに、「出来れば最後に、もう一度お邪魔します」とお声がけし、店を後にしました。

【店舗情報】

「宮武うどん」

住所: 香川県高松市仏生山町甲839

地域ニュースサイト号外NETライター(高松市)

香川県を拠点に演劇、映像制作活動をする傍ら、愛する地元香川県についての情報を発信しています。

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