お取り寄せ可。京都の老舗和菓子屋がつくる夏らしい和菓子「京若鮎」
手軽に買えて楽しめる和菓子のシリーズ、今回ご紹介するのは京都の老舗和菓子屋、七條甘春堂さんのつくる京若鮎です。
涼しげなデザインの菓子袋に包まれた京若鮎。
調布菓と書かれているのは、和菓子の調布から。調布は岡山発祥の和菓子で、律令制の時代に租庸調の調(反物)である調布の形に似ている事から、その名がつけられたのだそう。
その調布のデザインを変え、岐阜や京都の銘菓として知られているのが鮎菓子です。
袋を開けると淡い焼色の鮎が現れます。
鮎菓子の顔は和菓子屋さんによって特徴がありますが、こちらの京若鮎はすっきりフェイス。
側面からは求肥が見えます。
裏側はこのようになっていました。
京若鮎をカットしてみます。
とても柔らかく瑞々しい求肥が、ふんわりとしたカステラ生地に包まれています。優しいお味のため、飲み物も選びません。
和菓子の夏の風物詩とも言われる鮎菓子、記事では七條甘春堂さんの京若鮎をご紹介しましたが、この季節は多くの和菓子屋さんで鮎菓子が販売されています。形や味の違いを楽しみながら、食べ比べをしてみるのも面白いですよ。
七條甘春堂さんの京若鮎は、京都にある七條甘春堂さんの店舗や公式オンラインショップからもお取り寄せが可能です。
私は大阪にある阪神うめだ本店にて購入しましたが、ちょうど鮎焼きの特集をしていて、他にも松月堂(岐阜)、大極殿(京都)、京阿月(京都)、俵屋吉富(京都)、風流堂(島根)、彩雲堂(島根)、亀屋良長(京都)、甘春堂(京都)の鮎菓子が並んでいました。
この季節は百貨店で同じような特集がされることが多いため、お近くの百貨店で鮎菓子の特集がありましたら、ぜひ食べ比べを楽しんでくださいね。
ショート動画(27秒)でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。
今回ご紹介したお店とお菓子
七條甘春堂
京若鮎 一個 292円(税込)