【手帳術】月間と週間、同じ日付の予定をはどちらにかけばいい?週間を中心に細かな予定を書きましょう
手帳を買ったはいいものの使いこなしに悩む。
これは手帳がどういうものかをあまり理解せずに買った場合の問題です。とくに初心者の方が迷うのが以下の問題ではないでしょうか。
月間と週間、同じ日があるのにどちらに予定を書けばいいのか。
こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。
今回は、手帳を買った初心者の方のこの悩みを考えてみたいと思います。
月間と週間、同じ日があるのにどちらに予定を書く?
結論から言いましょう。これは週間をメインにして書きましょう。こちらに予定を細かく書きます。時間軸を利用して分単位で書いたりします。また移動のプロセスなども書きます。
そして月間には、大まかな予定を書くようにします。
これが月間と週間の大まかな使い分けの原則だとかんがえてください。
下手をすればダブルブッキングの可能性も
手帳は基本的には予定を管理するためのツールです。最近でこそ、ライフログのような用途が新しく出てきていますが、基本的には、日付や時間軸に沿って予定を書く。それが手帳なわけです。
にもかかわらず、同じ日付が月の欄と週の欄の2カ所にある。
これどっちに書けばいいのだろう。
これは迷うのが普通ですよね。下手をすれば、以下のようなパターンもあり得ます。
すなわち、月間には予定Aを書いて、週間には予定Bを書く。その結果ダブルブッキングしてしまう。
さすがにこういうことはないと思いますが、可能性はゼロではないわけです。
さてでは、どうすればいいのか。
週間を中心に使いましょう
もう一度書きます。これは週間の方に優先して書きましょう。
ほとんどの手帳の週間のページには、時間軸があります。
この時間軸に沿って、予定を書きます。またその予定に付随する移動などがあればそれも分単位で書いておきます。こうするとその日の予定がイメージしやすくなるわけです。 たとえば、16時から30分間ミーティングなら、「16:00~16:30ミーティング」と書きます。その前後に準備が必要なら「15:00~15:45 ミーティング準備」と書いておくわけです。
月の方は、大まかな予定を書きましょう。上記予定については「16:00 ミーティング」ぐらいでいいです。
それぞれの欄の特徴を見極めて使い分ける
手帳の予定記入欄にはそれぞれ特徴があります。
月間予定欄は、一覧性が高い。その代り細かなことの記入には向いていない
週間予定欄は、時間軸があり、それに沿って予定が記入できる。その代り、一覧性は低い。
これを踏まえて使い分ける。
ちょっとだけヒントみたいなことを書いておくと、月間予定欄の欄外には、その月にやりたいけれど日付が決まらない予定を書いておくといいです。すると見直すたびに、いつやろうかと考えることができ、自ずから予定の日が決まります。
二つある予定欄、それぞれの特徴を知ってうまく使い分けたいですね。