「商売繫盛ささ持って来い！ ねや川えべっさん、ここだっせ～」の掛け声でお馴染みの寝屋川市の住吉神社(別称 ねや川戎神社)で2022年1月９日～11日に執り行われる「ねや川戎大祭」で参拝者を迎える福娘8人が、PRのため寝屋川市長を表敬訪問しました。

住吉神社(別称 ねや川戎神社)は、京阪寝屋川市駅のすぐ南側に位置し、毎年、 1月9日から 11日まで十日戎「ねや川戎大祭」が開催され、京阪沿線はもとより、大阪市内、京都、奈良などの遠方からも10万人を超える参拝客で賑わいます。

令和3年1月の戎大祭は、自粛で屋台や吉兆、福笹の授与もなく、祭礼のみ執り行われ、参拝した人には、福笹券の代わりに戎招福券が授与されました。

このイラストは令和3年度の福笹券の図柄になる予定だった岩谷心菜さんの作品で、いただいた福券を令和4年のねや川戎大祭に持参すると神社より福の授与があるそうです。

ねや川戎は、市民の投票で選出された「新寝屋川八景」に選ばれており、新年の風物「ねや川のえべっさん」と親しまれています。
令和4年は、２年ぶりにねや川戎の期間中、 午前8時から午後9時頃まで福娘が福笹吉兆などを参拝客に授けられます。

まだ第6波が懸念される中ではありますが、2年ぶりの「ねや川えびす大祭（十日戎）」で参拝者を迎える福娘8人が令和３年12月６日、寝屋川市長を表敬訪問し「ねや川のえべっさん」をPRしました。

巫女装束に金色の烏帽子姿の福娘代表8人が「ねや川戎で福・福・福・福！ 寝屋川発展はいはいはいはい」などと手拍子でリズミカルに口上のお囃子を披露しました。

広瀬慶輔寝屋川市長は「コロナ禍ということで、2年ぶりとなりますが、安心して新しい1年を迎えられるようお祈りいただきたいと思います。十日戎には市内外から 10万人を超える皆さんが訪れる寝屋川市にとっても大きな祭事です。市民の皆さんを始め、多くの方に「福」を届けていただければと思います。」と話されました。

福娘は寝屋川市民が中心ですが、インターネットでの募集をかけ、他府県から福娘に応募して来られている方もいらっしゃるそうです。

広瀬市長からは、昨今の情勢として、「今、オミクロン株が脅威ですが、寝屋川市民の8割以上の方がワクチンを接種していただいてますので、過度に恐れる必要はありません。しかし感染対策には十分気を付けてください。寝屋川市の成人式も同じ時期に開催を予定しています。昨年は、中学校毎の開催でしたが、今年は市民会館で午前午後に分けての開催です。このまま落ち着いた状態で盛大に開催できたらと思います。」とお話がありました。

市長のお話の後、福娘の百井 花さんは「新寝屋川八景にも登録されている寝屋川戎で福娘として、伝統や文化に携わりたいと思い応募しました。寝屋川市の市民を代表して市を盛り上げたいです」「地元に福と笑顔をお届けしたいです」と話してくれました。

この日の福娘の表敬訪問の様子はJCOMチャンネル地デジ11チャンネル「ジモト応援！つながるNews～北河内～」で2021年12月9日（木）PM6:00から放送されました。

２年ぶりとなるねや川戎大祭、令和4年はあまり派手にならないように開催するとのことですが、無事えべっさんの日を迎えられるといいですね。