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【富田林市】富田林駅前南口で3ヶ月前に閉店したコンビニ跡は、自動販売機が並ぶ姿に変貌していました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

毎日ではありませんが、私は富田林駅には頻繁に通い、そのときによって北口の近鉄バス側、南口の金剛バス側と使い分けています。3ヶ月ほど前に、南口改札横にあったコンビニが閉店になったときに、少しショックを受けました。

しかし先日富田林駅南口に来ると、コンビニの跡が自動販売機コーナーに変貌していました。

富田林駅南口といえば寺内町の入り口ですが、まだ平成時代だったころに、私が初めて富田林に来て寺内町に遊びに行ったときのこと。よりによって月曜日に来てしまったために、寺内町のお店はどこも開いていませんでした。

この日の昼食は食べ損ねてしまうのかなと思ったときに、駅前にコンビニを見つけ、そこでおにぎりを買って腹を満たせたという思い出があります。

在りし日の富田林駅南口のコンビニ。2022年5月撮影
在りし日の富田林駅南口のコンビニ。2022年5月撮影

それだけなじみの良かった駅前のコンビニが閉店になると知った5月には、過去の富田林の思い出も重なり、少しショックを受けたものです。

最近は、南海高野線の千代田駅構内にあった売店も閉店するなど、駅前という非常に人の出入りが多いところですら閉店の憂き目にあう。厳しい時代なんだと思いますね。

こちらは7月に撮影したものです。コンビニが5月末で閉店し、その後の工事の様子ですね。過去のことを考えても仕方がありません。次にどんな店が入るのか非常に気になっていました。

コンビニ跡が新しくオープンしたのを知った日は、ちょうど3年ぶりに開催された寺内町燈路(外部リンク)の開催日です。

新しく生まれ変わった駅前は自動販売機コーナーになっていました。VENDING MACHINESと、英語で自動販売機と書いていますね。

せっかくなのでどんな自動販売機があるのかチェックしてみましょう。改札からいちばん離れたところにあるのは、どこにでもあるようなドリンクの自動販売機ですね。

その隣にあるのはアイスクリームの自動販売機です。今がいちばん売れる時期なので、これを導入することを決めたとき、担当者が暑いうちに早く使えるようにと焦ったかもしれませんね。

その隣は、証明写真の自動販売機。これは結構ここにあると重宝します。企業での面接や市役所での手続きなど、いろいろと証明写真が必要なとき、事前に用意しなくても駅前で撮影できます。

その隣はコインロッカーです。これも役に立ちますね。大きさも通常のサイズと、より大きいサイズがあります。寺内町に行く観光客のためにも重要アイテム。

その隣がこちら、Amazonロッカーです。令和の時代ならではというべき存在ですね。アマゾンで買い物したものを駅前で受け取れるのは、これも非常に便利。

自動販売機にすることで、お客さんが勝手に利用してお金を落としてくれる。コンビニだとどうしても人件費がかかります。これからの時代は自動販売機コーナーが駅前にというのは主流なっていくのかもしれません。

余談ですが、富田林駅南口駅前自動販売機コーナーからちょうど金剛バス乗り場を挟んだ反対方向にきらめきファクトリー(観光案内所)がありますが、ここの2階で現在無料イベントをしているようです。

それは9月4日まで行われる「音と映像で巡る富田林の観光地展」というものです。実際に見ましたが、10分程度の内容で富田林の観光地をプロジェクトマッピングの技法を使って独特の世界を表現していました。

駅前の自動販売機利用のついでに立ち寄ってもよさそうですね。

ということで、富田林駅南口改札の隣にある自動販売機コーナーを紹介しました。

すぐ駅前にローソンは今もありますが、電車の発車間際などの時間がない時など、コンビニに代わって登場した自動販売機は、駅利用者にとって引き続き便利な存在になることは間違いないでしょう。

富田林駅南口改札横の自動販売機
住所:大阪府富田林市本町18
アクセス:近鉄富田林駅南口すぐ

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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