こんにちは！地域情報エキスパートライターのにったようこです。２０２４年を迎え早々に能登半島沖での大地震により、北陸地方の方々が被災されたことをお見舞い申し上げます。

さて、２０２４年の干支は「辰年」ですね。様々なシーンで「辰・龍」にまつわる情報を目にします。愛知県一宮市にも龍にまつわる神社があるのを知り行ってきました。

若宮神明社　

　若宮神明社は、愛知県一宮市奥町にある神社です。伊勢神宮を遥拝し、式年遷宮のお木曳き地として古くからご鎮座する地域の氏神様です。御祭神は天照皇大神と素戔嗚尊をお祀りしており、夏越の神事が盛大に行われます。境内奥にて神宮荒御魂の御分霊もお祀りされており、白金龍王社と親しまれています。

水の神様

　古くから龍神は水の恵みを象徴し、農業や漁業を支える守護神として深い信仰を集めてきました。時を経ても、これらの神社は今なお、豊かな生活や安全、そして多くの恩恵を与える聖地として尊重されています。

カラフルな番傘がお出迎え

　鳥居をくぐるとカラフルな番傘が目を引きます。和傘は新しく新調して華やかにされたようです。最近の神社はオリジナリティ溢れる飾り付けをされていますね☆

　夜になるとライトアップをされるようです。しっとりとした憂いがあり見ごたえがありますね！

手水舎には「賀正」の書初めが掲げられています。

吐水口はやっぱり「龍」ですね！

拝殿

拝殿の中には大きな提灯が祀られています。

　境内奥には、神宮荒御魂の御分霊もお祀りされており、白金龍王社と親しまれています。戦後すぐ、荒廃していた時に大きな白蛇が現れて、それが龍の化身したとの伝説があるそうです。

若宮神明社について簡単にまとめてみます。

もともと、この地に流れる木曽川は「日本版アマゾン川」のようなもので、大雨が降れば地形が変わってしまうような場所でした。反面、その地域性を活かした水の流れと仕事を生み出し困難を乗り越え発展してきました。ここは商売繁盛の神様としても祀られ人々の暮らしを奇跡的に守ってきたという言い伝えのある神社だそうです。

奇跡！白金龍王社

　木曽川がすぐ横に流れる立地条件により決壊を繰り返す土地柄だったことから、水災が起こらないように伊勢神宮大麻を奉斎し、神に祈りを捧げたことによりこの土地が田畑になった。とされています。その後も戦争で爆弾が落ちても一発として発火することなく不発に終わり火災にならなかったなど、この奇跡は若宮神明社の神が起こした奇跡だと崇められているんですね！

白金龍王社「双龍像」

金色の鳥居をくぐっていくと、その先には白金龍王社「双龍像」が祀られています。

白金龍王社「双龍像」が祭られているのはココだけ！

　世の中に、「白竜」「金龍」「黒龍」は多々祀られていますが「白金龍」と祀られているのは宮司さんが知る限りでは本神社のみだそうです。

「結界」

この白金龍王社は、皇祖皇大神宮、伊勢神宮、出雲大社、皇居、が交わる場所に位置する「結界」なんだそうです。

金龍

白龍

おみくじ、御札、御朱印

さて、若宮神明社では参拝者のためにおみくじや、お札、御朱印の販売をしています。筆者は御朱印を集めているので、お参りした後御朱印をいただきました。

厄割石

自分の力で厄を打ち破る！！

　かわらけ（盃）に大きく息を吹きこんで自身についた厄を移します。それを厄割石に投げつけて割れることにより災厄を祓います。自分の力で厄を打ち破る！！という意味があるそうです。

おもかる石

願いが叶う時は軽く感じる！！

　おもかるさんに願い事が叶うかどうかお尋ねします。願いが叶う時は軽く感じ、難しい時は重く感じて教えてくれます。一度試してみてくださいね☆

筆者は、とても重く感じましたので願いが叶うのはまだまだ先ということですね（笑）

【重要なお知らせ】

令和5年10月1日から駐車場の場所が変わります。これまでの駐車場は9月末をもって使用不可となりますのでご注意ください。「一の鳥居北側」の駐車場をご利用頂きますようお願い致します。

今年の干支の「龍」が祀られていてお洒落にカラフルな番傘が特徴的な素晴らしい神社でした。皆さんもぜひ立ち寄ってみてくださいね☆

概要

若宮神明社