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「この画像のような赤梨は選ばないで!」八百屋からのお知らせ!そのワケとは

青髪のテツ八百屋歴14年|野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

猛暑日が続いていますね。この時期は、夏の果物が旬を迎えて美味しくなってくる季節です。梨、スイカ、ブドウなどみなさんはこの時期どの果物をよく食べますか?

これからの時期、よく売れる果物といえば「梨」です。お客様に話を聞いてみても、梨が嫌いという話はあまり聞いたことがありません。特に全国的に人気のある赤梨は私のお店でもよく売れてくれます。

ただ、赤梨って甘さが足りなかったり、しゃりしゃり感が足りなかったりと意外と当たり外れが多い果物なんです。

そこで今回は「新鮮でおいしい赤梨の選び方」を紹介します。

新鮮でおいしい赤梨の選び方

日本の梨、通称和梨を選ぶときに押さえておきたいことが一つあります。それは和梨は収穫後に追熟はしないということです。

つまり、置いておいても甘くなるなど食味が向上することはないので、なるべく鮮度が良いものを選んだ方が良いんです。あとは甘いものを選ぶなら木でしっかり熟したものを選ぶことも重要です。

それらのポイントを押さえて、新鮮でおいしい赤梨の選び方を紹介します。

皮にハリがある

鮮度がよい赤梨を選ぶときは、最初に皮の状態に注目しましょう。

梨は約88%が水分で構成されています。そのため鮮度が落ちてくると水分が蒸発し、皮にしわがでてきてしまいます。

持った時にハリがある赤梨は鮮度が良いので、そういった個体を選ぶと良いです。

重量感があるもの

鮮度は赤梨の重さでチェックすることもできます。

これは皮にシワができていないかチェックするのと同じで、赤梨の水分が抜けて軽くなっていないか確認するためです。

ずっしりと重量感のある赤梨は果汁がたっぷりでおいしいですよ。

熟度は皮の艶と色でチェック

赤梨は好みによって、選び方を変える必要があるんです。

より甘みが強く、柔らかい食感の赤梨が好みの方は、皮がスベスベとしていて赤みの強い赤梨を選びましょう。そのような特徴の赤梨は木でしっかりと熟しており、甘くなっている可能性が高いんです。

逆に皮がコルク質でザラザラとしていて、緑がかっているような赤梨はシャリシャリ感が強くさっぱりとした甘みを味わえます。

つまり、甘い梨が食べたい方は、緑がかっている梨は選ぶべきではないですし、さっぱりとした甘さとシャリシャリとした食感を楽しみたい方は、表面がツルツルしていて赤みの強い梨を選ぶべきではないんです。

新鮮でおいしい赤梨の選び方まとめ

今回は新鮮でおいしい赤梨の選び方を紹介しました。

ぜひ今回紹介した方法を使って、これからが旬の赤梨をたくさん食べていただけると嬉しいです。

他にも「青髪のテツ一押しの赤梨新甘泉の特徴と取り寄せ方」や「真夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

八百屋歴14年|野菜のプロ

八百屋歴14年|野菜や果物の選び方、保存方法、食べ方、豆知識など発信|Xのフォロワー数は70万人超|野菜の本を5冊出版|ブログ『やさいのトリセツ』を運営

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