年度末はもう年始から始まっている!?担任がいないなと感じたら「年度末退職」の可能性も
こんにちは!保育士のはるです(@hr_hoiku)
今年の年末年始は9連休を過ごしたご家庭も多いのではないでしょうか。年が明けて久しぶりの保育園、でもあれれ?なんだか担任の先生が休み多い気がする……ということがでてくるかも。じつは、保育園の年度末準備は年明けから……早いところでは10月ごろから始まっているんです!
保育士の進退は10月頃から
来年度退職するか、続けるかといった進退についての面談が始まるのは実は10月ごろ。
遅くても12月には来年度どうするかの面談が終わっています。これは来年度必要な保育士の人数を確保するために、退職者を早めに知っておきたいから。
とはいえ10月と言えばまだ運動会も終わっていなかったり、なんなら今年度半ば。
来年度絶対辞める!と心に決めている保育士であっても、残り半年「どうせ辞めるんでしょ」「辞めるのやっぱり撤回できない?」なんていう声掛けがつらくてギリギリまで話を伸ばす……ということもあります。
とはいえ12月にはほとんどの園で来年度のある程度の人数が決まり、そこから保育士採用のために動いています。
有休消化が難しい
保育士の場合3月31日ギリギリまで働いて4月1日からは違う保育園(または違う職場)に就職するということが多いです。
退職前に有休消化で1ヶ月休みなんですーと保護者の方から言われることもありますが、そういったまとまった有休消化を行うことは難しく、また、3月は卒園式といった行事もあり、なかなか休めないというのが現状です。
なので保育士の有給消化は「辞めると決めた日からちょこちょことる!」ということがほとんど。
なんかA先生、最近有給多くない?とシフトを見て周りの先生が気付くなんていうこともあります。
担任の先生の休みが多かったら……
担任の先生がなんだか最近見ないなぁと感じたら、退職前に有休消化をしている可能性があるかもしれません。
ただ、「休み」ならその可能性もありますが、中には他のクラスにお手伝いに行っていたり、系列保育園にヘルプに行っている場合も。
とはいえ年度末でもあるこの時期に連休をとって旅行に行くのもあまり考えられないので、休みが多かったら何かあるかも、と勘繰っておいても良いかもしれませんね。
保育士も一人の人間、給料だったり人間関係だったり、辞める理由は様々です。
「先生辞めないで!」という気持ちはよくわかりますが、決断したということもすごいこと。新たな門出をぜひお祝いしてほしいなと思います!