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エスプレッソからフレンチプレスまで均一に挽ける!台湾の有名手挽きコーヒーミルが日本でも購入可能に。

栗田有眞 / ORIFFEEコーヒーライフクリエイター

極細挽きから粗挽きまで、均一に挽けるコーヒーミル。

「エスプレッソからフレンチプレスまで、幅広い挽き目で挽ける」と謳っているコーヒーミルを見たことはないだろうか。もしかしたら大概のミルがそうかもしれない。

ただそんなコーヒーミルには大きな欠点があった。エスプレッソ用のミルをドリップからフレンチプレスまで、粗くも挽けるようにしていることが多いので、粗く挽くほど粉の均一性が落ちてしまうのだ。

今回紹介したいのは、そんな欠点を感じさせなかった1Zpresso『JX-Pro』コーヒーグラインダー。幅広い挽き目で均一に挽きやすい。

これまでは並行輸入品か、台湾の公式サイトでしか購入できなかったけれど、今年8月から日本のAmazonでも購入できるようになったとのことで送って頂いた。早速レビューしていこう。

幅広い挽き目で均一に挽ける!1Zpresso の『JX-Pro』コーヒーグラインダー

こちらが今回紹介したい 1Zpresso の『JX-Pro』コーヒーグラインダー。持ち手の先のつまみは逆三角形になっているため持ちやすく、エスプレッソ用に挽くときも力強く握りやすい。

特筆すべきは48mmあるステンレス刃だろう。通常の金属刃よりも大きいため、早く挽きやすい。本体は780gあるため重めだが、挽き終わるのが速いのでそこまで気にならない。むしろ本体を立てて収納するときの安定感は抜群だ。

コーヒー粉の均一具合はこんな感じ

実際に極細、中、粗挽きで挽いてみるとこんな感じ。どれもすごく揃っているように見える。冒頭で話したとおり粗挽きも問題なく揃っていたので、フレンチプレスや普段粗めでドリップする人にも嬉しいと思う。

中挽きで比較してみた
中挽きで比較してみた

ちなみに、ちょっと前に書いたブログの記事「小さいけど、すごい。持ち手も折りたためる TIMEMORE (タイムモア) のコーヒーミル『NANO』」でも紹介したミルと、同じく1Zpresso の最高級ミル「JPpro」と中挽きで比べてみるとこんな感じ。

NANO < JX-Pro < JPpro の順で粉が均一に揃っていた。ただ微粉は JX-Pro が最も少ないように見えた。JPpro と飲み比べても味の変化は分からなかったので、JPpro の約半分の価格でこの結果はとてもいいと思う。

計200段階、0.0125単位で挽き目調節できる

合計200段階、1クリック0.0125mmという細かな単位で挽き目が調節できる。調節はフタの中心にダイヤルがあるのでカチカチと回して行う

1Zpresso のミルのうち、容量が大きいタイプにはこの調節方法が多く採用されている。下の粉受けを外さずに済むので手が汚れないし、何より手間が省けるのが嬉しい。

ただ難点を挙げると、フタの真ん中にダイヤルがあるのでコーヒー豆を注ぐと溝にはまってしまう点だろう。この辺りはダイヤル周りの穴にうまいこと豆を落とす工夫が必要となってくる。

まとめ

こんな感じで 1Zpresso の『JX-Pro』コーヒーグラインダーをレビューしてみた。容量も30~35gと多いので、2~3杯はたやすく淹れられる。

気になるのはやや勇気のいる価格帯だろうか。税込で24,380円 。「自分だけのために美味しいコーヒーを淹れたい」という人には NANO でも十分だと思うが、「家族や友人にも美味しいコーヒーを振る舞いたい!」という人には JX-Pro がぴったりだろう。

分解や組み立ての方法はブログの記事で紹介しているので、ぜひ併せて読んでもらえると嬉しい。

▼ブログ『ORIFFEE』でもご紹介

1Zpresso の『JX-Pro』 グラインダーがAmazonでも購入可能に!粗挽きまで均一に挽けるオールラウンダーでした。レビュー

▼今回紹介した商品

1Zpresso 『JX-Pro』コーヒーグラインダー -Amazon

コーヒーライフクリエイター

月間5万人のコーヒー好きが読むレビューメディア『ORIFFEE (オリフィー)』を運営。インスタでは日々のコーヒーライフやコーヒーレシピ、コーヒーの撮り方などを発信しています。coffee | lifestyle | interior | 毎日が楽しくなるコーヒーライフをお届け。

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