今の場所での営業は3/4まで新店舗は3/19オープン!【那覇市】
那覇市民の台所として親しまれている第一牧志公設市場は建て替え工事中です。
いよいよ新市場の移転オープンが3/19と決まりました。
今の仮設市場の様子と工事している新市場の様子をあわせて紹介します。
仮設市場の営業は3/4まで
現在、牧志公設市場はにぎわい広場で仮設市場として営業しています。
1Fはお肉、魚などの生鮮食料品、2Fには飲食店が並んでいます。工事をしている間の仮設の市場ですが、各店舗は元の市場で使っていたショーケースやテーブルなどの設備をそのまま使っています。雰囲気は壊さないように工夫されたのでしょうね。
お肉屋さんには、牛、豚、鶏だけでなく、ヤギなどの肉も並びます。
魚屋さんには、沖縄らしいカラフルな魚もいます。
旅行者も地元の方も利用します。今では少なくなってしまった相対売りのお店ばかりなので、おしゃべりをしながら買い物が出来て楽しいです。地元の方はお馴染みのお店があって、うちなーぐちの会話が飛び交っています。
私はカメラを持って歩いているので那覇市民でも毎回「ねーねーはいつ帰るの?」と聞かれますが(笑)、好きなお店もあります。
平田漬物店
漬物店という名前ですが、和え物なども扱っているお店です。ここのおじさんは市場の名物で、若旦那も気持ちのいい方です。
私はオススメしていただいた島ラッキョウの葉先の和え物と
ゴーヤーとミミガーの和え物を購入しました。
どちらも美味しくて箸が止まりません。ご飯のお供にもお酒のおつまみにもgoodです。
歩
サーターアンダギーで有名なお店ですね。売り切れ次第終了になってしまいますが、最近は売り切れるのが早いようで、何度も買い損ねています。
2Fは飲食店がずらっと並んでいます。
新市場の工事の様子
もともとあった牧志公設市場は老朽化のため、2019年に取り壊しと新築の工事が行われています。工事がスタートしてから4年ほど経ったため、牧志公設市場が建て直し工事をしていると知らない旅行者も多いようです。
年が明けた頃から、新市場を覆っていた足場がはずれ、新しい市場の様子が見えるようになってきました。
仮設市場には新しい市場のフロアマップも貼ってあったので、各お店の出店場所も決まったのでしょう。
新市場では1Fに食料品などのお店、2Fに飲食店が入ります。1Fで購入した食材を2Fのお店で調理してもらえる「持ち上げ」システムも継続します。3Fには新しく多目的室と調理体験室が設けられるので、イベントや料理教室の開催が期待できますね。
新市場は3/19オープン!
仮設市場の営業は3/4まで、3/19から新市場でオープンとなります。
朝10時にはセレモニーが予定されています。
2019年7月1日の仮設市場オープンのセレモニーにも私は立ち会っています。その時の組合長の発言が忘れられません。
「繋がりを大事にする市場でありたい。」
とおっしゃっていました。お店同士の繋がり、お店とお客様の繋がり、食材や文化とのつながりも含めた深い言葉だと思います。
もとの位置に戻る新しい牧志公設市場で多くの方が繋がり、楽しく過ごせることを願います。
第一牧志公設市場基本情報
第一牧志公設市場
住所:那覇市松尾2-10-1
営業時間:8:00~21:00(各店舗により異なります)
定休日:第4日曜日、正月、旧正月、旧盆