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インテリアコーディネーター直伝!こげ茶色の床に北欧風なナチュラル家具を合わせるコツ!

広島知範|インテリア王国インテリアコーディネーター
  • 引っ越し先のフローリングはこげ茶色
  • 現状の家具はナチュラルカラーがメイン

これだと合わないかな…

買い替えた方がいいかな…

そんな悩みはないでしょうか。

でも大丈夫です!

もちろん好みはありますけど、ポイントさえ押さえれば問題なく合わせることはできます!

今回はこげ茶色のフローリングにナチュラルカラーの家具を置いて、少し北欧風なインテリアを作ってみようと思います!

引っ越し先はこげ茶色の床のお部屋

↑ 引っ越し先のお部屋はこんな感じのイメージです。

ダークブラウンの床の印象が強く、どっちらかというとモダン系のインテリアが似合いそうですね。

ここにナチュラル系の家具がメインの人が引っ越してくるとなると、さすがに木の色が違うので気になってしまいますよね。

こういう場合に合わせるコツは

  1. 家具の色を揃える
  2. ホワイトを多めに使う
  3. こげ茶色はあえて使わない

という3点です。

ではダイニング・リビングという順番で家具を置いていきます。

↑ まずはダイニングですね。

床色とかなり差のあるテーブルセットです。

実際にあなたがこの場にいたとしたら、この時点ではけっこう不安になると思います。

それくらい床と色の差が気になりますよね。

今回は少し北欧っぽさを出したいので、ペンダントライトはちょっと北欧風で。

テーブルは割と普通なナチュラルなタイプですね。

後ろに大きめの観葉植物を置いて、雰囲気をよくします。

↑ リビングはまずカーテンです。

実際の引っ越しでもまずは何より先にカーテンがないと、夜になったら丸見え状態になってしまいますよね。

ナチュラルさを出すために今回は淡いグリーン系のカーテンです。

まだ本当に大丈夫かなという状態ですね。

↑ この位置にソファを置きます。

北欧風な印象のある、ウッドの肘付きソファですね。

木の色はしっかりテーブルと揃えるようにします。

クッションはホワイトレザーをイメージしています。

↑ ソファの向かい側にはテレビ台とテレビですね。

細い脚付きで、北欧インテリアによくマッチすると思います。

さりげなく棚がガラスなので、素材のバランスも良くなると思います。

だいぶ統一感が出てきましたね!

↑ ソファとテレビの間にはラグを敷いていきます。

このラグは全体の雰囲気を大きく左右する、けっこうポイントになるアイテムですね!

色をホワイト系にすることで床の暗い印象を打ち消し、お部屋を明るい雰囲気にしています。

そしてさり気なく柄を取り入れることで、単調さも無くなっています。

なので少し大きめのサイズにするのがいいですね!

↑ ソファ前にはセンターテーブルです。

北欧風なハの字の脚が特徴的ですよね。

色も他の家具としっかり揃えましょう!

ここまで家具が揃ってくると、インテリアとしても統一感が出てきます。

奥の角には大きめのインテリアグリーン、そしてテレビとソファの横にフロアライトを置いて雰囲気をよくします。

これらがあるかないかでオシャレ度合いが大きく変わるので、こだわる人はぜひ取り入れてみてください。

そして目線が少し上に向くので、床の印象が和らぎ、明るいナチュラルカラーとホワイトがより目につくと思います。

これでほぼほぼ完成です!

濃い床にナチュラル系の家具を合わせていますが、違和感はないかなと思います。

さらにさらにこだわる人は…

↑ こんな感じでアクセントクロスを取り入れるのもオススメです!

オシャレさが全然違いますよね!

全面に貼るとアクセントにならないので、メインの壁一面だけに貼るのがポイントです。

これで完成ですが、最初に紹介した3つのポイントを改めて見てみましょう。

まず「家具の色を揃える」。

床と家具の色が大きく違うので、この状態で家具の色も合っていないとバラバラ感が強く出てしまいます。

家具探しは大変ですが、頑張りどころですね。

そして「ホワイトを多めに使う」という点。

  • テーブルセット:ナチュラルとホワイトの座面・背もたれ
  • テレビ台:ナチュラルとホワイト
  • ソファ:ナチュラルとホワイトレザー
  • センターテーブル:全面ナチュラルで背景(ラグ)がホワイト
  • テレビ横の照明:ナチュラルと灯り

いろんな箇所に「ナチュラルとホワイト系のコンビ」を使うことで、統一感を出しつつ床の暗い印象を緩和しています。

3つ目の「こげ茶色はあえて使わない」は見れば一目瞭然ですね。

「こげ茶色は床だけ」という状態にすることで、家具と床色が合っていなくても違和感が出にくくなります。

なので木目調のダークブラウンは、このお部屋にはNG。

可能であれば木目じゃない濃いめブラウンも避けた方が、まとまり感は出るかなと思います。

まとめ

「家具は床色に合わせる」というのがぼくの一つの基本スタイルではありますけど、それは絶対ではありません。

これらの家具を床色に合わせると…

↑ このような感じで、統一感は出るものの暗い印象になりがちでもあります。

当然こちらが不正解というわけでもなく、ナチュラルでまとめた方が不正解でもありません。

問題は「あなたがどっちが好きか」ということ。

ただ想像だけだと、どっちが好みなのかすら判断できないですよね。

その手助けをできれば嬉しく思います!

↑ 動画ではナチュラルカラーに加え、同じ部屋を少しヴィンテージっぽくまとめているシーンも紹介しているので、気になる方はぜひ動画の方もご視聴ください!

インテリアコーディネーター

YouTubeチャンネル「インテリア王国」運営のインテリアコーディネーター広島です!YouTubeでは特にインテリアが全然わからないという方に、専用ツールを用いて視覚で分かりやすいよう紹介しています!上級者が見れば当たり前のことも、初心者さんは分からないことが多いですよね!そういったことを記事や動画で紹介していますので、ぜひご覧になってください!札幌在住&フリーのインテリアコーディネーター&風水アドバイザー資格持ち&家具ショップ店長。

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