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粘られても打たせない コ・ヨンピョが6回111球9安打も2失点で11勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
11勝目を挙げたコ・ヨンピョ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

13日のKBOリーグは3試合のうち、トゥサンベアーズ-SSGランダーズ(チャムシル)が雨で中止。残る2試合がナイトゲームで行われた。

NCダイノス-KTウィズ(チャンウォン)は6-2でKTが勝利。KTの先発コ・ヨンピョが11勝目(7敗)を挙げた。コ・ヨンピョは度々ランナーを背負いながらも、NC打線を2点に抑えた。

コ・ヨンピョは1点リードの3回裏、1死一、二塁の場面で4番ジェイソン・マーティンにファウルで13球粘られるも、最後は得意のチェンジアップで空振り三振。

また5回には1番ソン・アソプにも粘られて8球目にカーブで三振を奪った。5回の3アウトはすべて6球以上投げての空振り三振だった。

この日のコ・ヨンピョは6回111球を投げて被安打9、奪った三振は7つ。コ・ヨンピョは5年連続の100奪三振到達となった。史上19人目。

◇9月13日(水)の結果

・トゥサン 中 止 SSG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・KIA 1 - 3 ロッテ(クァンジュ)

 勝:シム ジェミン

 敗:ヤン ヒョンジョン

・NC 2 - 6 KT(チャンウォン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:ソン ミョンギ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「40分遅れで始まり、6回コールド」

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドのKIAタイガース-ロッテジャイアンツは、雨の影響で40分遅れの19時10分に試合開始。雨が降り続く中、雨脚が強くなった6回裏にゲームがストップし46分間の中断の末、降雨コールドゲームとなった。コールドゲームは今季3度目。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

KIA戦での出場はなかった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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