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《夜景を見ながら》これは珍しい! 鉄板焼きの〆にお寿司が頂ける究極のマリアージュ【横浜市西区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

新年も明けて、めでたい1月。新しい新年の幕開けにふさわしいプレミアムな一食を求めるなら銀座? 六本木? 麻布?

否! 都内まで出なくても、横浜にだって美味しいお店はあるんです。

今回紹介するのは、横浜駅西口のパルナードをずんずん進んで、岡野交差点の手前のビルの7階にある、「横浜 鉄板焼&ステーキ 祥鳳」さんです!

エレベーターで7階まで上がると、もうすぐに入り口が。

向かって左が同じ系列のお寿司屋さんとなる「天寿し」さんで、「祥鳳」さんの入り口は右手になるので、間違えないように注意しましょう。


このお店のウリは、横浜駅界隈の夜景を眺めながら頂く、ゴージャスな鉄板焼き。

全国の最高級A5ランクの和牛をはじめとした、旬の豪華な食材をふんだんに使用し、決して妥協を許さない匠の技で芸術品と呼べるまでに仕上げた逸品たちが揃います。

店内は黒系を基調とした落ち着きのある内装で、匠の技を一部始終眺められる、フルオープンキッチンのカウンター。


この席で今回いただくのは、数あるコースの中から特にプレミアムさを追求したコース。

◆エグゼクティブコース(税込22000円)

お願いします!


◆ドリンク

烏龍茶(550円)

スパークリングワイン(フランス シモネ・フェブル・クレマン・ド・ブルゴーニュ)(グラス880円)

スパークリングワインがすごく気になりますが、みうけんは断酒しているので烏龍茶で。

こちらのスパークリングは旧世界の中でも特に有名なブルゴーニュ産でありながら、親しみやすいお値段が魅力的。

スキッと響く炭酸の中に、ピノノワールのパンチ力がガツンと効きつつ、爽やかでフルーティな一献。


◆前菜:アミューズ盛合わせ

豪華なお膳にまとめられてやってきた、珠玉の芸術品たち。

前菜が美味しいお店は間違いがないなと思いますが、まさにその通りのようですねぇ。


フグの煮こごり→ブリッブリな弾力が良くて、中に仕込まれた皮が美しい。優しい味わいの逸品で食欲のエンジンがかかります。

焼きなすの煮浸し→冬のナスとは、これまた乙なもの。トロトロに煮込まれていてお出汁がじゅわじゅわ、エビもぷりっぷり!

イワシの南蛮漬け→さっぱりしていて味付けがちょうど良く、小魚を頭から食べるので身体も喜んでいるもよう。

湯葉の酒盗がけ→トロッとシャクッとな湯葉の食感が優しく、濃厚な酒盗がしっかりした味わいでドリンクが進みますねぇ。

やー、オサカナ美味しいっスね!と感動していたら、この日に厨房に立ってくださったマネージャーさんはもともとお寿司屋さんの出身だそうです。

なるほど、それならばオサカナメニューも間違いがないワケですよ。


◆鮮魚:本日のお造里

続いては、なんとお刺身が出てきました。鉄板焼きのお店では珍しい!

併設されているお寿司屋さんとネタをシェアしているようで、やはり鮮魚にも自信があるようです。


カンパチは、ものすごく脂が乗っていてお口の中でトロットロにトロけます。

口当たりがねっちりしており、ワサビを合わせてねっちりスッキリ美味しくいただけます。

ハタは、カンパチとはうって変わってシャクッ!シャクッ!としっかりした食感。

食感はアッサリしつつ、グイグイと押し寄せてくる旨味が深い味わいで美味しいです。

◆蒸物:鰻のあんかけ茶碗蒸し

よく、土用のウナギと申しますナ。しかし、実はウナギの旬は真冬なのです。

その旬のウナギをふんだんに使用した、贅沢な茶碗蒸しです。


中には出汁をしっかり感じるアッツアツのアンがたっぷり。

そして、一口大のウナギさんがゴロゴロ入っています。

このウナギ、蒸して→焼いて→卵液に入れて→また蒸して、と実に手間のかかった逸品。


茶碗蒸しの部分も、優しい出汁が効いていてトロットロ・あっつあつで実に美味しいです。

この茶碗蒸しだけでも良いですし、トロトロのアンも一緒になってさらに深い味わいに。


◆焼物:本日の鮮魚の鉄板焼

茶碗蒸しに舌鼓を乱打している間に、鉄板で丁寧に焼かれていたのが舌平目の鉄板焼。

ソースはブールブランにしては白いなぁ? と思っていたら、カツオ出汁のベースにシャンパンを合わせたソースだそうです。


なんと、5枚におろした旬の舌平目の身を再度合わせて焼いているのだそうです。

舌平目は小骨が多い魚ではありますが、そんな舌平目でも美味しく食べるための工夫なんだとか。


さすが、手間暇をかけただけあります。まったく小骨がなくて食べやすいことよ!

ふっくらとした身に芳醇なバターの香り。付け合わせのエリンギとシシトウの食感も楽しくて、これはいくらでも食べられてしまう美味しさ!


◆鉄板焼:伊勢海老の鉄板焼

舌平目に続いて焼かれてしまったのは、大きな伊勢海老さん。

殻からプリッと外されて、丁寧に丁寧に焼かれていくその姿に期待値も上がりますねぇ。

海老味噌を使ってじっくりと煮出したソースは、それだけでもうご馳走と呼ぶにふさわしい。

盛り付けも美しくて、味だけではなく五感をフル稼働して楽しむのも鉄板焼きの醍醐味ですよね。


海老の身にプリプリッとかぶりつくと、んまぁ! 甘くてふわっっっっふわ!!

フワフワとプリプリな食感の身からはジュバッとあふれる旨味が素晴らしく、伊勢海老の良いところをギュッと詰め込んだ贅沢シアワセな逸品でした。


◆冷菜:黒毛和牛の自家製ローストビーフサラダ 〜キャビア乗せ〜

ここで、サラダの登場です。お野菜シャッキリで、これは良い箸休めになりますねぇ。

なんと、63度程度という低めの温度でじっくりと火を通し、パサつかないように仕上げたローストビーフさん。

すぐに食べるからこそできる製法で、なるほど旨味を逃していませんねぇ。


◆ドリンク

ここで妻ちゃんは日本酒に変えました。

青森 田酒 特別純米(1合2200円)で、居酒屋さんなどでも人気のお酒。

どんなお料理にも合わせやすいキリッとした旨口で、これは飽きずにクイクイ行けてしまう美味しさ!


◆メイン:最高級A5黒毛和牛サーロイン&フィレの鉄板焼き

続いて、本日のメインとなる最高級A5黒毛和牛サーロイン&フィレの鉄板焼き!

宮崎県のものなど、いろいろな銘柄の和牛の中からその日のイチバンのお肉を焼いていく逸品。

この日は仙台牛だそうで、焼き加減はミディアムレアでお願いしました。

付け合せの焼き野菜は季節を感じるものをチョイス。

この日は玉ねぎ・コリンキー・ナスで、どのお野菜もトロけて、これだけでシアワセになれる完成度!


まずは、サーロインからいただきましょう! さすがはサーロイン、甘くて言葉を失う美味しさです。

もともとはロインと呼ばれていながら、そのあまりの美味しさに貴族称号(サー)がついてしまったという逸話は伊達ではありません。

フィレは、どちらかというと赤身の部位なので、肉の旨味もしっかり。

ギュギュッと噛み締めるごとにお口じゅうにあふれる旨味と甘味は、さすが赤身の王様と呼ばれるだけあります。

調味料は、フランスのゲランドという、ミネラルの旨味あふれる海のお塩。

ワサビ醤油の醤油は広島県の出汁醤油で、関東の醤油だとカラく、四国や九州だと甘すぎるので、その中間で攻めてみたんだとか。

やはり美味しいお肉はガバガバとソースをかけるより、シンプルに塩のみかワサビ醤油が似合います。

◆ご飯物

基本は「本日の炊込みご飯&赤だし」だそうです。

+660円でガーリックライスに、+4500円で併設の「天寿し」さんより「大将のお任せ5貫」がお取り寄せ出来ますよ。

ふむ。

せっかくだし、4500円のお寿司をお願いしまーす!


見るからに豪華絢爛、これだけで一食が完遂してしまいそうな立派なお寿司。

さらに、しっかりとお出汁を効かせた赤出汁でホッコリ。


さぁ、いよいよお寿司です!

中トロ→大ぶりなネタは甘く、深く、そしてお口の中に広がるトロトロなシアワセ。

まさにトロとは、言い得て妙なり。


平目→シャクッ・シャクッとお口に響く食感は、実に力強い。

見た目とは裏腹の力強い食感と旨味に、もう感動の嵐ですねぇ。

赤海老→ぶりぶりねっちり、噛み締めるごとにお口に広がる海老ならではの甘味!

甘いだけではなく、しっかりと味付けもされているので飽きることなく頂けます。

真ハタ→白身魚の中でも、代表格的な高級魚・真ハタ。

上品な旨味と、しっかりした食感に加えてピンクと白のコントラストも美しく、まさにVIPなオサカナです。

サワラの炙り→香ばしく炙ってあるので、香りがとっても良いのです。

サワラはサバに近く、一見白身に見えますが旨味をしっかり仕込んだ赤身なので、味わいも深いですねぇ。

◆甘味:ミルクアイス・抹茶わらび餅・チーズケーキ

さらに、コーヒー又は紅茶がいただけるのでコーヒーにしましたが、このコーヒーも苦味と酸味、香りのバランスが実によくて食後に嬉しいコーヒーです。


美味しいお食事の後の、ホッとするコーヒーブレイク。

個人的に食後の時間は食べている最中よりも大切にしたい時間です。

このコーヒーと甘味で、価値のある一食をじっくりと振り返りながら、最後の余韻を楽しんだのでした。


◆◇◆後記◆◇◆

今回お邪魔したお店は、横浜駅西口・岡野町交差点そばの「横浜 鉄板焼&ステーキ 祥鳳」さん。

横浜の夜景を背景に、厳選された最高級A5ランクの和牛を中心として日本全国から取り寄せた四季折々の旬の食材を楽しめるお店です。

さらに、となりの「天寿し」さんから取り寄せるお寿司や海鮮も素晴らしく、最高の食材を最高の匠の技で調理される一部始終を眺めつつ、素晴らしい時間が過ごせるお店です。

全身の「五感」で感じ、味わうお料理は、大切な人生の中の大切な一食を彩るものとして、心からオススメしたいものです。

大切な人と過ごす、大切な時間を、地元・横浜で過ごしてみてはいかがでしょうか。

横浜駅西口の「横浜 鉄板焼&ステーキ 祥鳳」さん、お試しを!

横浜 鉄板焼&ステーキ 祥鳳  (Rettyページ)

045-565-9451
横浜市西区南幸2-17-8 横浜トラストビル

※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。

※メニュー表記は極力メニュー表と同じにしております。

※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。

※この記事はお店の方の許諾を得て撮影・掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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