【富士宮市】 GW中は富士宮が熱い!馬上から次々に的を射抜く迫力満点の祭事『流鏑馬まつり』
5月4日から6日に富士山本宮浅間大社 浅間大社で『流鏑馬まつり』が齋行されます。
富士山本宮浅間大社は、全国に1300社ある浅間神社の総本宮です。 富士山-信仰の対象と芸術の源泉の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されていて、境内には富士山の雪解け水が湧く特別天然記念物の湧玉池、徳川家康が造営した社殿など、多くの見どころがあります。
富士山本宮浅間大社の流鏑馬は、源頼朝が富士の裾野で巻狩りを行った際、当大社に流鏑馬を奉納し武運長久・天下太平を祈願したことが起因するといわれる古式ゆかしい行事です。
富士山麓を舞台に、御家人(源頼朝と主従関係を結び従者となった武士)を結集して行われた巻狩りは、源頼朝が征夷大将軍となった直後に、その権威を西国の武将に示すことを目的のひとつとした一大軍事演習です。
将軍頼朝の前で追い立てた獲物を馬上から弓で射る武術演習です。
獲物を的に変えて行なわれるのが流鏑馬。
もとは、うまゆみといい、のち矢馳馬(やばさめ)と呼び名を変え、転訛してやぶさめとなったといわれています。
平安時代末期頃から、源氏の武士を中心に広がり、鎌倉時代には隆盛を極めました。
また、宮中や神前にも奉納され、神事としても発達してきました。
本祭の5日には境内桜の馬場にて鎌倉武士の狩り装束のいでたちで、勇壮な小笠原流流鏑馬式が奉納されます。これに合わせて様々な祭儀が行われます。
5日12時から14時の間、市街地に於いて行列を行います。この間渋滞が予想されます。(通行止めでは有りません)
神事である流鏑馬には、天下泰平や五穀豊穣、万民息災、病気平癒を祈念する意味があるそうです。
鎌倉武士さながらの勇壮かつ華麗な姿で、馬が駆ける姿、馬上から放たれる勢いのある矢、的を次々に射抜く迫力満点な祭儀は必見です。
心に秘めている願いことや、世の中の平和、自分や身近な人の健康などを祈りながら流鏑馬を見てみてはいかがでしょうか。
平成6年度富士山本宮浅間大社春季大祭 流鏑馬まつり
日にち:5月4日~6日(毎年日程は同じ)
場所:富士山本宮浅間大社
5月4日
9:30:川原祓・馬場祓
12:00:末社巡拝
13:00:流鏑馬式習礼(練習)
5月5日
10:00:浅間大社流鏑馬式(古式・市無形民俗文化財)
12:00:流鏑馬練行
15:00:神事流鏑馬式
5月6日
11:00:流鏑馬後日祭
場所:富士山本宮浅間大社
電話番号:0544-27-2002
*4・5・6日は臨時駐車場をご利用下さい。(交通安全祈願の方・出張祭等送迎の方以外)
城山公園:9:00~20:00(雨天利用不可)
神田川駐車場(有料):6:30~22:00
富士宮駅前交流センター駐車場(有料):24時間