【流山市】え…!? そんな違和感が生んだ運動会。地域の絆を深める「エヌマチ・スーパー運動会」を開催!
2024年12月8日(日)、流山市総合運動公園(野々下1丁目40-1)で「エヌマチ・スーパー運動会」が開催されました。このイベントを企画したのは、これまでも地域交流活動を積極的に推進してきた流山市民の三苫さんです。
三苫さんは、過去5回にわたり「流山クリーン活動大作戦」というゴミ拾い+αのイベントを企画し、住民同士の交流を深める場を作ってきました。その経験を活かし、「家族みんなで楽しめる運動会を開催したい」という想いから、この運動会を実現しました。
「エヌマチ・スーパー運動会」発案のきっかけは、三苫さんの娘さんが通うマンモス校の運動会に参加した際の経験です。競技参加がわずか2種目で、家族団らんの時間もほとんどない運動会に違和感を覚えた三苫さん。「これが流山市の運動会の現状なのか…」と驚きつつ、「運動会本来の魅力を子どもたちに伝えたい!」と一念発起し、仲間と共に準備を開始しました。
今回の運動会は、これまで「流山クリーン活動大作戦」に参加してきた方たちを中心に招待制で開催。当日は晴天にも恵まれ、大人と子どもが本気で競い合う種目が盛りだくさん! 綱引きやリレー、ぐるぐるバットといった懐かしい競技が進む中、笑い声と笑顔が絶えませんでした。
昼休憩には、家族が手作りのお弁当を持ち寄り、穏やかで楽しいひとときを過ごす場面も。学校や自治会といった枠を超え、年齢や世代を問わず、「流山市民」という共通点だけで集まった人たちが、より交流を深めることのできる素敵な運動会でした。
三苫さんは「開催にあたり、地域のみなさんが協力してくれたこと、そして全力で楽しんでくれたことが、成功につながりました。こういったイベントを通じて、地域のつながりがもっと増えていったら嬉しいです。環境や制度のせいにせず、こうして行動している大人もいるんだよということも伝えたいですね。次はどんなことを企画しようか、今から楽しみです。」と語ります。大人も子どもも心から楽しんだこの運動会は、新たな地域文化や絆を生み出す重要な一歩となりそうです。
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