スイーツ芸人が感動した「極上の生チョコ」4選
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は、絶品の生チョコを4つご紹介。
バレンタインの時期にしか手に入らない海外のチョコレートから、日本の知る人ぞ知るチョコレートまで幅広く選んでみた。
トリスタン
スイス・ジュネーブ郊外のペロワにある「トリスタン」。ブドウ畑に囲まれた田舎街にあり、スイスでも知る人ぞ知るチョコレート屋さんだ。
店主のトリスタン・カルボナートさんは、ヨーロッパ各地から出店の誘いがあるが、味と品質を重視するため自分の店以外での販売は一切断っている。
ところが、「あなたになら自分のチョコレートを扱ってもらいたい」と任せられた日本人の方がいて、本国以外で初めてトリスタンのチョコレートが販売されることになった。
今年で上陸して5年目になるが、ぼくは初年度からその美味しさに惹かれて、毎年バレンタインの時期に買っている。
代表作の「パヴェ」は、絶妙な口どけと優雅な甘さで記憶に残る美味しさ。原料は世界各地から集め、焙じ茶やユズなど日本の食材を使ったフレーバーも魅力的。
一度食べたら忘れられない、極上の生チョコレートだ。
「トリスタン」
https://chocolatier-tristan.jp/
松屋銀座のバレンタイン催事、オンラインストアで販売。
ステットラー
スイス・ジュネーブにある「ステットラー」。1947年にポール・ステットラーによって創業した、スイスを代表するチョコレートメーカーだ。
代表作は、ジュネーブの石畳をモチーフにした「パヴェ・ド・ジュネーブ」。
かつては、皇太子妃になられる前の雅子さまが皇太子さまに贈られたことでも話題になったチョコレートである。
キューブ型の大きなサイズで食べ応えもあり、上質な甘さと舌触りの良さにうっとり。バターや生クリームを使っていないため、一般的な生チョコに比べると後味がスッキリとしているのも大きな特徴。
パッケージは高級感があり、大切な贈り物としてもおすすめ。他のチョコレートでは体験できない唯一無二の味わいは、一度食べたら虜になること間違いなし。
「ステットラー」
https://stettler.jp/
大丸東京店、日本橋三越本店、高島屋横浜店など他多数のバレンタイン催事で販売。
メゾン・ショーダン
フランス・パリに本店がある「メゾン・ショーダン」。1986年に創業した「ミッシェル・ショーダン」から引き継ぎ、チョコレートの味を守り続けている。
名物「パヴェ」は、アトリエがあるユニヴェルシテ通りの石畳をモチーフにしたチョコレートで、日本でも多くのファンを持つ逸品だ。
ビター、ミルクと定番のものから、ハチミツや抹茶などフレーバーも豊富。そのなかでも、ぜひ食べてほしいのがオレンジ風味の「パヴェ ア ロランジュ」。
口の中でチョコレートが溶けてくると、上品な甘さとともにオレンジの爽やかな香りがふわっとひろがってくる。一粒一粒は小ぶりだが、味わいは力強く、心に残る美味しさ。
シロップ漬けのオレンジがのっているのもインパクトがあり、箱を開けたときは高揚感に包まれるだろう。
「メゾン・ショーダン」
https://www.michel-chaudun.com/
新宿高島屋、大丸東京店、松屋銀座など他多数のバレンタイン催事で販売。
メゾンカカオ
鎌倉発祥の生チョコレートブランド「メゾンカカオ」。コロンビアに自社農園を持ち、カカオ豆から栽培しチョコレートを手がけている。
水分量を限界まで高めた生チョコレートは、驚くほどのシズル感があり、口どけの良さには誰しもが虜になるだろう。
お茶、お酒、フルーツなど様々な食材を使った生チョコがあり、どれにしようか迷うほどフレーバーが豊富。そのなかでも、ぼくのおすすめは、昨年登場した「ライチ」。
宮崎産の新富ライチを使ったもので、ひと口食べるとライチの爽やかな香りに全身が包まれるよう。
ホワイトチョコレートのまろやかな甘みとも相性が抜群に良く、まるでライチをそのまま食べているような瑞々しさに感動する。
パッケージもオシャレで、センスの良い贈り物としてもおすすめ。
「メゾンカカオ」
https://onlineshop.maisoncacao.com/
常設店の他、銀座三越、そごう横浜店、JR名古屋高島屋などバレンタイン催事で販売。
撮影=スイーツなかの