対局室のお茶・おやつの変遷
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地方対局の観戦が続き、7ヶ月ぶりに日本棋院東京本院で対局を観戦しました。久しぶりの対局室にはある変化があったのです。観戦記者を始めて四半世紀。対局室内の栄枯盛衰(?!)を振り返ってみたいと思います。
和室の対局室には碁盤・碁石、座布団、脇息のほか、両対局者の座布団の右側にお盆が備えられています。つい半年前までは、そのお盆に茶碗、茶托、ポットが乗っけられていたのですが、とうとう、何も置かれてなかったのです。
「とうとう」といったのは、ちょっとずつ置かれるものがなくなっていった変化があり、結局、なくなったからです。
私が観戦記者を始めた四半世紀前は、趙治勲名誉名人が大三冠で、名人リーグには50代の林海峰名誉天元、加藤正夫名誉王座、40代の小林光一名誉棋聖らベテランがいて、依田紀基九段は30歳そこそこ。当時はまだ若手のような立ち位置でした。
林先生は59歳で名人挑戦しましたし、加藤先生も55歳で本因坊に返り咲き。大ベテランが活躍する時代だったのです。
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