今年は、晴れている日が多い冬なので、ランチにも出かけようという気持ちになります。この日は、前から気になっていたCiC近くの「青春家族」に行ってみることにしました。このお店は、お昼から飲めるお店のため、ランチ時に訪れると常連さんがお酒を嗜み、楽しそうにしていたのが印象的です。ひとりぼっちで訪れたお店でしたが、帰る頃にはお店のお母さんや常連さんと仲良くなり、楽しいひとときを過ごせたので、ご紹介します。

ランチタイムは、12時から14時で、和定食はカウンターにあるおばんざいや焼き魚から3種選べます。ご飯は、店内にある炊飯ジャーから自分でよそうスタイルでした。おばんざいが選べてご飯が自分の好きな量をよそえる、そんな家庭的な雰囲気に嬉しくなります。初めて行くお店で緊張していたのが伝わったのか、お店のお母さんや常連さんがランチのシステムを紹介してくれたり、孫みたいなお客さんが来たと歓迎してくれたり、ランチを待っているひとときがあっという間に過ぎて行きます。

焼き魚が焼けて、目の前にランチが到着しました。この日のおばんざいは、がんもの煮物・じゃがいものバターソテー・おひたし・鴨のローストなどが並んでいました。本当は、もっとたくさんのおばんざいが並んでいましたが、話に夢中で写真を撮るのを忘れていたのです。気になるお味は、じゃがいものソテーが家庭的な味で「結局こういうのが1番食べたい！」と思わされるようなホッとする味。焼き魚も焼きたてなので、ご飯が進まないわけがない。

美味しい美味しいと夢中で食べていると、「ご飯おかわりいる？」とか「他のおかずも足そうか？」など気遣ってくれて、本当に嬉しかった。実家に帰省した時のお母さんやおばあちゃんのような温かさがあり、妹と二人きりになってしまった私には、その優しさが深く思い出に残るものになりました。地震や続く余震で弱っていた心がほぐれ、仕事をがんばる活力を貰えたランチタイム。常連さんから、「木曜日は混ぜご飯の日だから木曜日においで」と言ってもらいました。次は、木曜日に訪れようと思います。

お店で食事をするのは、美味しいものが食べたいから。でもその美味しいものを提供をしてくれる人の温かい気持ちに触れられるともっと美味しい時間を過ごせるのだなと感じます。忙しいランチタイムにそんな体験ができるのは稀ですが、今回はタイミングが合ってお母さんの優しい人柄や常連さんの温かさに触れることができました。新年から素晴らしい食の思い出をありがとうございます。また絶対に行きますね！