こんにちは。足立区情報発信ライターのNaokoです。今回は、東保木間に2024年4月にオープンしたばかりの「くずし割烹はうおり」のお店をご紹介します。最近、足立区の起業創業セミナー実践編に参加した際に知り合った「ハワイアンキルト教室」を立ち上げようとしている女性のご主人が、ハワイ語を店名に入れた「くずし割烹はうおり」をオープンしたということを知り、興味が湧きました。

お店は六町駅から徒歩12分ほどの場所にあります。

店名は、ハワイ語。「はうおり」にこめられた意味とは

筆文字で力強く「はうおり」と書かれた看板。はうおり（＝hauoli）はハワイ語で「幸せ」「楽しさ」「嬉しい」「喜ばしい」という意味。

店名にはハワイの幸福感を心に留めつつ、伝統的な日本料理に新たな息吹を吹き込む創作和食を提供するという想いが込められているそうです。

はうおりのメニューは、コース料理（4,400円税込〜）とアラカルトのどちらもありますが、今回はコース料理を選択しました。

テーブルの上に広がる和の庭園は、なんとお通しだった

一番最初にテーブルに運ばれてきたのがこちら。

くずし割烹はうおりでは、お通し代として税別980円の料金がかかります。値段だけを見るとお高く感じてしまいますが、これだけの内容を庭園風に美味しくいただけてしまうのだからお得です。

その後も旬の食材を取り入れた美味しい食事が次々と運ばれてきます。

日本酒とハワイのショットグラスの絶妙コラボ

日本酒が飲みたくなってきたので注文してみました。通常メニューも豊富なのですが、看板からおすすめの日本酒を選ぶのもおすすめ。

日本酒を注文するとお猪口を選ぶことができるのですが、たくさんお猪口が入ったカゴの中にハワイのショットグラスがありました。

せっかくなのでハワイのショットグラスを選びました。

ショットグラスで日本酒を飲む日が来るとは思いませんでした。くずし割烹はうおりならではの、とても楽しいハワイ体験です。

こちらは、南部鉄器の炊き込みご飯。旬の桜海老がふんだんに使われています。

多彩な料理経験を持つ店主のプロフィール

店主の加藤弘之さんは、家族が経営する喫茶店で育ち、幼少期から料理への情熱を培いました。その後、日本料理を基盤に、クルーズ・クルーズや星のなる木料理長を経験し、創作料理やイタリアン、フレンチなど幅広いジャンルで技術を磨きました。

ハワイ愛溢れる夫婦が作る特別なおもてなし

店主加藤弘之さんとその妻、よしこさんは共にハワイが大好きです。実はお二人は元サーファー。ハワイの文化や自然に魅了されています。その影響から、「くずし割烹はうおり」にはハワイの要素が取り入れられています。南部鉄器の炊き込みご飯に添えられた鍋つかみは、よしこさんが手作りしたハワイアンキルトです。彼女は足立区綾瀬や埼玉県八潮市を中心にハワイアンキルト教室「Heartful Hawaiian Quilt」も運営しています。

土日限定でランチがスタート

くずし割烹はうおりでは、最近週末限定でランチ営業を開始したそうです。和食の伝統と創意工夫が詰まった内容でお魚・お肉それぞれがメインのメニューで限定各10食（合計20食）の提供となります。

週末、ハワイアンソングを聴きながら穏やかなランチタイムを過ごすのもいいですね。

店主と奥様のハワイへの愛情が感じられる温かい雰囲気と、加藤さんの豊富な料理経験が織り成す和食の魅力が堪能できる素敵なお店でした。ハワイと和のおもてなしが融合した特別な体験を味わいに、ぜひ訪れてみてください。

※掲載価格、メニューは取材時のものです