東武鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」から徒歩2分の小さな路地裏に、。和服の似合うステキな店主さんが営む珠玉のカフェがあります、サイフォンで淹れる香り豊かな珈琲と、銅板焼きのしっとりふっくらパンケーキは、たくさんの人々に愛されています。旅の途中に、日常の忙しさからふっと離れたい時に、深い安らぎを与えてくれる「珈琲茶屋　珈香和」をご紹介します。

鬼怒川温泉の駅チカながら、駅前や温泉街の喧騒とは無縁の路地裏に、和情緒あふれる可愛らしいカフェ「珈琲茶屋　珈香和」があります。

一度訪れたらリピーターになっちゃう素敵なカフェなので、満席になることも多いのですが、待ってでも食べたい、飲みたい、美味しいメニューが揃っています。

10時から11時のモーニングタイム、11時から14時はランチタイムには、お得なセットも。また、珈琲はもちろんドリンクの種類も豊富で、何を飲もうか悩ましいほど！

お店に入ると懐かしくも愛らしい和の空間。和服の似合う店主・美香さんが温かく迎えてくれます。

お店の内装はもちろん、飾られている小物や器、カラトリーの一つ一つも、和情緒たっぷりセンス抜群！

お店のロゴマークともなっている、麻の葉文様にコーヒー豆を入れた文様も、店内のいろいろなところに使われています。

たとえばこんなところにも！　「鬼怒川」にちなんだ鬼の絵もカワイイ！

このスプーン袋は４数種類のバリエーション「鬼・忍者・猿・わんこ」があり、何の絵柄が出てくるかはお楽しみです！

珈琲は炭焼珈琲、アメリカン珈琲、カフェインレス珈琲、その他多数・・・あん珈琲なるものまで揃う、多彩なラインナップ。 珈琲類は注文を受けてから豆を挽き、サイフォンで一杯ずつ丁寧に淹れます。

そして目の前で注がれるサイフォン珈琲！ しかも店主さん、小粋な和服！ 胸がときめいちゃいますますよ～。芳醇な香りに包まれてなんて幸せ！

看板メニューは焼き印入りパンケージ！

珈香和の看板メニューは「パンケーキ」。均一に火が通る銅板で焼いているので、焼きムラもなくツヤツヤに美しく焼きあがります。珈香和の文字の焼き印もかわいい！ ホットケーキは1枚350円、2枚で600円。基本のパンケーキに付いてくるバターとシロップの他に、あんこ・アイスクリーム・ホイップクリームも、それぞれ100円でトッピングできます。

パンケーキは外はサクっと、中はふんわり焼けています。これこそプロ！っていう見事な焼き上がり。 粒あんも豆の美味しさがしっかり感じられ、甘さ控えめでおいしい！

トースト・サンドイッチ類も充実！

トースト類は「厚切りトースト」「シナモントースト（シロップ・ホイップ）」「きなこトースト（黒蜜・ホイップ）」「あんトースト（ホイップ）」のラインナップ。

上の写真は「きな粉トースト」。厚切りパンのカリっとした外側とフワフワ内部。濃厚な黒蜜とホイップクリームのリッチな味わいもたまりません。！

ホットサンドのラインナップはは「ベーコンと卵」「ツナと大葉とチーズ」「生姜焼きとキャベツ」の3種。写真は「生姜焼きとキャベツ」。ボリュームたっぷりで玉ねぎのコクと甘みが豚肉とよく合います。

添えられた七味唐辛子を振りかけて食べると、風味が増してメチャ旨です！

こちらはパリッとした食感がクセになるホットドック。ソーセージはパンからはみ出す大きさ！ホットサンドとホットドックにはミニサラダも付いてきます。

11時～14時のランチタイムには、「ミートスパゲティー」と、「明太子スパゲティー」も登場！　ランチタイムには、ホットサンド3種またはスパゲティー2種に限り、＋300円で珈琲・紅茶・アイスコーヒー・アイスティー・オレンジジュースのいずれかを付けられます

明太子スパゲティーは豆乳仕立て、ミートソースにはひき肉がたっぷりと入っています。どちらも手作りでいいお味！　スパゲティー2種にもミニサラダが付いています。

自家製珈琲ゼリーも美味しい

珈香和自慢のサイフォンで淹れたコーヒーを使ったコーヒーゼリーも絶品！ ほのかな甘みを感じるコーヒーゼリーの上に、アイスクリームとホイップクリームが、まるで双子ちゃんのように並んでいます。

フロート類は定番のクリームソーダ、珈琲フロート、ココアフロートの他に、「いちごみるく」にもアイスクリームが入っています。もう！誘惑、多過ぎます(笑)。

店主の美香さんに聞いてみました

和情緒たっぷりなステキな店内、可愛い小物、薫り高い珈琲に、美味しい料理やスイーツ。こんな素敵なお店の店主・美香さんて、どんな方？　ちょうど2回目にお邪魔したときに、他にお客さんがいなかったので、ゆっくりおしゃべりをしながら聞いてみました。

美香さんは東京の下町生まれ。和情緒と藍染めが大好きとのこと。日光江戸村にお勤めをしているときに、お客さんに着物を着せたり、飲食部で働いているうちに、着物を着てお客さんをもてなすカフェを開きたい、そしてカフェを開いたら、焼き印入りのパンケーキを作りたい、という夢を持つようになったそうです。

さらに、江戸村にお勤めの時に同じ職場のご主人と出会い、結婚。カフェを開くという夢を実現させました。開店の準備をする中で、藍染の先生をしているお友達やデザイナーさんの助けもあり、珈香和ならではの、唯一無二のステキな空間が生まれていきました。

例えばこのランプシェードや・・・

和紙が貼られた鴨居・・・。これらは、藍染めの先生をしているお友達と美香さんで手作りしたもの。麻の葉文様の大好きな美香さんに、麻の葉文様にコーヒーを組み入れたロゴマークを作ってくれたデザイナーさんの力も大きい！

そして食器やカラトリー、は美香さん自ら合羽橋へ足を運び、気に入った器を厳選。そんな一つ一つの美香さんのこだわりが、そして美香さんやお友達、デザイナーさんの思いが、珈香和には詰まっています。

珈琲を入れていると、耳に届いてくるお客さんの「おいしいね・・・」というつぶやき、そして笑顔。そんな時、美香さんは大きな幸せを感じるそうです。筆者も珈香和に行くと、美味しい珈琲や食事、スイーツはもちろん、美香さんのステキな笑顔と、時々垣間見られるちょっとおちゃめな雰囲気に、ほっこり幸せを頂いています。

鬼怒川温泉の路地裏の、小さなカフェ「珈香和」。そこに流れる温かくて美味しい時間。みなさんもぜひ珈香和でほっと一息、素敵な「珈香和時間」を過ごしてみてくださいね。

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