人生に悩んでいる人へ。スティーブ・ジョブズの名言「最も大切な道具とは…」英語&和訳(偉人の言葉)
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こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の名言をご紹介します。スティーブ・ジョブズ(1955~2011年)はアメリカの実業家で、アップル社の共同設立者の一人としても有名です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいスティーブ・ジョブズの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。スティーブ・ジョブズの名言「最も大切な道具とは…」英語&和訳(偉人の言葉)
「そう遠くないうちに自分も死ぬということを思い返す、それは人生において大きな決断をするとき、私の背中を押してくれる、私が出会った最も大切な道具です。ほとんどのものは、周囲の期待も、プライドも、恥をかくことへの恐怖も、失敗への恐怖も、死を前にしたときそれらは崩れ去ります。本当に大切なものだけを残して崩れ去ります。いずれ自分も死ぬということを思い返す、それは『失うものがある』という錯覚に陥らないための一番の方法です。皆さんは既に裸なのです。自分の心に従わない理由はないということ」
スティーブ・ジョブズ(アメリカの実業家)
死とは手放すこと。いずれ手放すものに執着する意味はない。
政治に興味を持ったことがあったのですね。10代の頃、新聞を読んでいて政治に関する記事が全く理解できなかったのですよね。分かるようになりたいと。
まず応援する政党を一つ決めたのですね。より政治に興味が湧くのではないかということで。毎日新聞を読んで、テレビでニュースを見て。
少しずつ政治のことが分かるようになっていったのですが、段々つらくなってきたのですね。
自分が応援している政党が選挙で勝てないのですよね。スポーツで応援しているチームが負けると悔しいですよね。あれと似ていて、段々政治のニュースを見るのがつらくなってきたのですね。遠ざけるようになっていった。
いずれ手放すものに執着する意味はない
人生は思い通りになりませんよね。生きている間は、自分のお金、自分の土地、自分の好きなように使える。自分の好きなものを買って、自分の好きな家を建てて、思い通りになる。それは生きている間だけの話ですよね。死んでしまえばそのお金もその土地も他の誰かのものになる。
この世で手に入れたものは全ていずれは手放すものなのですよね。手放してしまえばそれはもう自分の思い通りにはならない。
たとえそれがどこかの国の大統領でも、どこかの国の総理大臣でも、死んでしまえばその地位もお金も手放すことになる。死んでしまえば何一つ思い通りになることはない。
いずれ思い通りにならなくなるものなのだから、それが今思い通りにならない。それがどうした。そこに執着する意味はない。
死とは手放すことなのだと。この世で手に入れたものはいずれは全て手放す。いずれ手放すものに執着はしない。
人生に悩んでいる人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はスティーブ・ジョブズの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『スティーブ・ジョブズの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、スティーブ・ジョブズの名言を10句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「幸せの秘訣は健康と忘れっぽさ」
イングリッド・バーグマン(スウェーデンの女優)
「幸福への道は一つしかない。それは自分の力ではどうにもならないことについて悩むのをやめることである」
エピクテトス(古代ギリシャの哲学者)
「充実した一日が安らかな睡眠をもたらすように、充実した人生は安らかな死をもたらす」
レオナルド・ダ・ヴィンチ(イタリアのルネサンス期を代表する芸術家)
お読みいただき、ありがとうございました!