札幌駅前通地下歩行空間を歩いていて、赤れんがテラスの入口前で目に入ってきたのは、フラワーカーペットです。今年の開催は、6月28日から30日までの3日に間とのこと。

　赤れんがテラスの誕生も10年になるようですが、赤れんがテラス１階の隣の空間「札幌市北3条広場(アカプラ)」で開催される札幌フラワーカーペットも今年で10回目になるようです。

　そもそもフラワーペットって、なんぞやという方もいらっしゃるかもしれませんが、名前の通り、花のカーペット。花びらなどで大きな絵を作り上げているので、よくよく見ると1枚ずつの花びらが敷き詰められているわけです。

　室内だと、雨や風に左右されませんが、屋外だと制作するにも天候に左右されてしまいます。日曜日のお天気が雨模様になる可能性もあるっぽいので、どうなるかちょっと心配です。

　会場ですが、今年はメイン会場の札幌市北３条広場（アカプラ）だけではなく、札幌駅のJRタワー1階 東コンコースや、札幌ステラプレイス センター9階屋上のそらのひろば ステラ9など全部で７か所で展開されているようです。

　私がアカプラに行ったのは、28日のまだ制作途中だったのですが、近くに行こうとしたら警備員さんがいて通行不可になっていました。しかしながら、それはフラワーカーペットの制作のためではなく、アカプラにある街路樹にカラスのヒナがいるようで、ヒナを守るのにカラスが攻撃してくるから危険のため通行禁止とのことでした。カラスの事情によりますが29日や30日も通行禁止ゾーンがあるかもしれません。

　ということで、反対側に回って制作中のフラワーカーペットを見てきました。ちょうど休憩中だったようで作業用のバケツなどが置かれて人数が少ない状態でしたが、床上に貼られてある絵の上に花びらを敷き詰めていく作業をしていました。制作ボランティアの方は約600人とのこと。私は完成前に退散してしまいましたので、2017年の時に撮影したものを載せておきます。

　今年はまだ赤レンガ庁舎が工事中なので、工事中のテントに書かれた赤レンガとの撮影になるかと思うので、ちょっと雰囲気が違うかもしれませんが、期間中は、素晴らしいフラワーカーペットが見れるかと思います。

　写真で見るのも綺麗なんですが、自分の目で見ると感動が増すと思います。今回で10回目をむかえた「札幌フラワーカーペット」を是非楽しんでくださいね。