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20歳の左腕が5回1失点 自己最多11三振を奪い4勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4勝目を挙げたイ・ウィリ(写真:KIAタイガース)

30日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-KTウィズ(クァンジュ)はKIAが3回までに4点を挙げ、投げては先発のイ・ウィリが5回100球を投げて被安打2、失点1。最速152キロの直球主体の投球で自己最多11個の三振を奪った。

試合は6-1でKIAが勝利。イ・ウィリは今季4勝目(3敗)、プロ3年目で対KT戦初勝利となった。

敗れたKTは先発のコ・ヨンピョが2回を投げたところで腰痛により降板。2回3失点で3敗目(3勝)を喫した。

◇5月30日(火)の結果

・LG 3 - 1 ロッテ(チャムシル)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:ハン ヒョンヒ

・SSG 3 - 2 サムスン(インチョン)

 勝:マッカーティ

 敗:スアレス

・ハンファ 7 - 1 キウム(テジョン)

 勝:サンチェス

 敗:アン ウジン

・KIA 6 - 1 KT(クァンジュ)

 勝:イ ウィリ

 敗:コ ヨンピョ

・NC 5 - 0 トゥサン(チャンウォン)

 勝:ワイドナー

 敗:チェ ウォンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「NCのワイドナーが初登板初勝利」

腰痛で出遅れていたNCダイノスのテイラー・ワイドナーが今季初登板。トゥサンベアーズ戦に先発し6回2安打9奪三振、無失点ピッチングで初勝利を挙げた。NCはもう一人の外国人投手エリック・フェッドが8勝、防御率1.47(ともにリーグ1位)の好成績を残している。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

LGツインズ戦に1番レフトで出場。途中からセンターに移った。1打席目レフトフライ、2打席目ショートフライ、3打席目バントでの出塁を試みるもピッチャーゴロ、4打席目ショートゴロ併殺打。4打数無安打、打率2割8分。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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