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【京都市中京区】京都を代表する名物グルメ「きんし丼」外国人観光客も喜ぶ老舗の名店【京極かねよ】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

京都で鰻といえば、やはり「京極かねよ」は外せません。明治期に創業し、当時の佇まいを感じさせる建物は、河原町六角でひと際異彩を放ちます。「日本一の鰻」と書かれた大きな看板が、京都で代々受け継がれた老舗の貫禄を感じさせます。

「京極かねよ」で必ず食べたい名物は「きんし丼」。鰻丼に大きな卵焼きがのったオリジナル鰻丼です。

鰻を覆う特大の卵焼きは、京風のだし巻き卵。やわらかくて、ふわふわな食感で、やさしい味わいです。丁寧で上品なあじわいに、京都の伝統を感じます。

自慢の鰻は九州産のうなぎを使用し、江戸焼きで仕上げています。一度蒸し焼きにして焼いているので、身がふっくら。100年以上、つぎ足しで引き継がれてきた秘伝のタレと、ふんわりとした食感のバランスが絶妙です。京風だしが効いたタレは、濃すぎず薄すぎず、素材の味がしっかり感じられます。

きんし丼は(上)(並)の2種類が展開されており、鰻の量が異なります。今回は(上)を頂いたので、美味しい鰻をじっかりと堪能できました。

鰻と共に頂いたのが「肝吸い」。比較的薄味の肝吸いで、こちらもまた素材の味を生かした仕上がりです。

全体的に味が濃すぎず、京風だしがよく効いていました。京都を代表する有名店ですが、平日14時頃の入店であれば、予約なしでもすぐに入店できます。今回は中国人の観光アテンドを兼ねた食事でしたが、満足度が高かったようです。外国人観光客にもおすすめできる京都の自慢グルメです。

京極かねよ
住所:京都市中京区六角通新京極東入松ヶ枝町456
電話:075-221-0669
営業時間:
昼の部:11:30〜16:00(L.O.15:30) ※16:00〜17:00(換気・消毒)
夜の部:17:00〜20:30(L.O.20:00)
定休日:毎週水曜日(改修工事のため一時休業日あり) ※令和5年8月1日(火)より当面の間、水曜日の定休日に加えて火曜日の夜の部を休業とさせていただきます。
公式HP:https://kyogoku-kaneyo.co.jp/

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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