【人間関係の基礎作り】子ども同士のトラブルにどう介入したらいい?【年中と2歳児】
年の近いきょうだいを育てるママです。
年中さんと、2歳なのですが、毎日喧嘩やトラブルばっかりです。。。
どんなふうにかかわっていったらよいでしょうか?
アドバイスいただけると嬉しいです。
こんな相談をいただきました。
子ども同士のトラブルを見ると
「仲良く遊んでほしいな」
「早く解決してあげなきゃ」
そう思って、困ってしまいますよね…
実は、子どもにとって、やり取りの中でのトラブルは成長のために必要なことなのです。
この記事では、子ども同士のトラブルに介入していく方法について解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子ども同士のトラブルはすぐに解決しなくてもいい
子ども同士のトラブルは、大きな事故に繋がりそうなもの以外は、すぐに解決しないほうがいいです。
なぜなら、子どもはやりとりの中で自分の気持ちに気づいたり、言葉で自分の気持ちを相手に伝えることを学ぶからです。
「ごめんね」「いいよ」で終わらせたら、本人たちの気持ちは無視され、トラブルを解決する方法を学ぶ機会を奪ってしまうことになります。
ですから、子ども同士のトラブルはすぐに解決するのではなく、まずは見守ることが大切です。
今回相談いただいたケースでは、年中と2歳ということで、上のお子さんについては気持ちを言葉にできるケースもあると推測できます。
トラブル解決のポイントは共感と代弁
子ども同士のトラブル解決の流れは、
双方から話を聴く→共感→代弁
です。
このプロセスで、子どもたちはクールダウンすることができ、大人に対して信頼感を抱くことができます。
じっくりと話を聴いた後、
「Aくんはおもちゃをとられて悲しかったんだね」
「BちゃんはAくんのおもちゃで遊びたかったんだね」
と共感し、
「Aくんはおもちゃをとられて悲しかったんだって」
「BちゃんはAくんのおもちゃで遊びたかったんだって」
と代弁してあげます。
共感と代弁で共通の気持ちの土台を作ってあげましょう。
このとき、やってはいけないのは親が聞いた話を否定したり、決めつけたりすることです。
素直な気持ちを出せるように配慮してあげてください。
そして、お兄ちゃんだから、お姉ちゃんなんだから、という言葉は絶対に言わないようにしましょう。
トラブルの解決方法を子どもと一緒に考える
次に、解決方法を子どもと一緒に考えましょう。
子どもは自分で決めることでやる気なり、自信にも繋がります。
もし上手くいかなくても失敗から学ぶことができるでしょう。
「仲良く遊ぶにはどうしたらいいかな?」
「順番に使うのはどう?」
など。
大人は解決のための手助けをしてあげます。
子どもの主体性を大切にしましょう。
子どもを信頼し、しっかり話を聴こう!
この記事では、子ども同士のトラブルの解決方法について解説してきました。
すぐに解決するのではなく、共感し代弁し解決方法を一緒に考えましょう。
子ども同士のトラブルは、子どもが成長する絶好の機会です。
ぜひ試してみてくださいね。