年始の保育園登園に向け休暇中にやると良いこと5つ「現役保育士おすすめ」
共働きの現役保育士です。
1月6日が2025年度の保育園初登園というお家が多いのではないでしょうか。
年始の登園渋りを最小限に、保育園生活にスムーズに戻れるように長期休暇中に心がけたいことを紹介します。
食事と寝る時間を一定に
生活のリズムを一定に保つと言っても、休暇中にはいろいろなイベントやお出かけもあり難しいものです。
日中の活動はお家の予定に合わせて楽しめば良いですが、食事と夜寝る時間だけは普段の保育園生活と同様の時間に合わせるのがおすすめです。
昼寝は家庭ではしないという子もいるかと思いますが、夜寝る時間を一定にキープすることで、生活のリズムが整いやすくなりますよ。
保育園が始まった直後は保育園で昼寝ができなくなってしまう子もいますが、食事と夜の就寝時間が整っていれば、数日後には昼寝もできるようになっていますよ。
あと〇回寝たら保育園
子どもが予定や見通しを立てることができるようになるのは、一般的に3歳頃からと言われています。
大人であれば「〇日から仕事が始まるから〇〇を準備しよう」などと予定を理解し、心づもりができますが子どもは違います。
「今日もお休みみたいだけど、保育園は始まるのかな」「明日は保育園?」と見通しがつかないことで不安を感じます。
「あと〇回寝たら保育園」というように子どもにも分かりやすく、事前に保育園がもうすぐ始まることを伝えられたら良いですね。
保育園の支度を一緒に
大人でも楽しかった休暇中に仕事がいきなり飛び込むと「何?!」と動揺すると同時に非常に気落ちしますね。
事前に3日後から仕事と分かって支度をしていると、落ち込み度は下がることでしょう。
子どもも同じです。
保育園のお支度を一緒にしたり、保育園のお友達の話題を出すなどして記憶を取り戻しておくのがおすすめです。
登園前夜からはひたすら共感
登園前日は、家庭でのスケジュールから保育園でのスケジュールに戻れるのかと不安がよぎります。
不安から癇癪を起したり、泣いたりということもあるでしょう。
こんなときは「しょうがないでしょ」といった正論は不要。
ひたすら気持ちを受け止め共感しましょう。「保育園嫌だね。ママもお仕事嫌だよ」と正直でOKです。
20分だけ早いお迎えに
長期休暇後の保育園の朝はカオスだと、受け入れ対応をしていていつも思います。
登園してもどうしても保育室に入れないときは、「今日はいつもより早いお迎えだよ」の一言を投下するのも一手です。
約束することで登園時のぐずぐずが緩和され、なんとか保育室に入ってくれることも。
この場合、約束したら本当に約束を守ることが大切です。
まとめ
年末年始休暇明け、保育園生活にスムーズに戻るために心がけたいことを紹介してきました。
長期休暇後の初登園時は、保育士としても「さて、来るぞ」と帯を締めて受け入れ対応をするようなところがあります。
「〇〇くん/ちゃん、おはよう!」の挨拶も、普段の1.5倍テンション高めなのもそのためです。
休暇中の想い出話が聞けるのを楽しみに、保育園で待っています。