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【横浜市】ランドマークに舞う、能・狂言・神楽 OTABISHO横浜能楽堂オープニング上演

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

ランドマークプラザに「OTABISHO 横浜能楽堂」がオープンする。現在改装工事中の横浜能楽堂が、能・狂言についての展示スペースを商業施設内に設けるもの。オープンを記念して、4月14日(日)には「三番三/三番叟」上演が行われる。

横浜能楽堂ホームページより
横浜能楽堂ホームページより

OTABISHO 横浜能楽堂 オープニングパフォーマンス
開催日:2024年4月14日(日)
開催場所:JR桜木町駅前~動く歩道~ランドマークプラザ(演目①)、ランドマークプラザ1F サカタのタネガーデンスクエア(演目②)
演出:多田淳之介、舞台美術:濱崎賢二
演目①12:15~獅子舞や笛・太鼓などの祭囃子によるお練り(出演:土師流郷神楽(鶴見区)、生麦囃子保存会(鶴見区)、牛込獅子舞保存会(青葉区))
演目②13:00~「三番三/三番叟」(出演:茂山千之丞・野村万之丞、笛:森田保美 小鼓:田邊恭資、清水和音、大倉伶士郎 大鼓:大倉慶乃助)

「三番三/三番叟(さんばそう)」は、ドンドンと踏み鳴らす足拍子が特徴の舞。ランドマークプラザ1Fの吹き抜けスペースが、お囃子やリズムにあふれる空間となる。

また、桜木町駅前からランドマークプラザにかけて、横浜市内の郷土芸能団体によるお練り(歩きながらのパフォーマンス)が行われる。いずれの演目も、観覧無料。

上演翌週の4月18日(木)には、ランドマークプラザ5階に「OTABISHO 横浜能楽堂」がオープンする。横浜能楽堂は、2026年6月まで休館中。休館期間にも能・狂言に触れられる場をと企画されたもの。

「OTABISHO」は、神社の祭礼で神が訪れるとされる「御旅所(おたびしょ)」から名付けられた。装束(衣装)・お面・楽器など、能・狂言に関する展示が行われるほか、講座開催やグッズ販売も予定されている。

横浜能楽堂ホームページより
横浜能楽堂ホームページより

横浜能楽堂のリニューアル完了まで、ランドマークプラザの一角が伝統芸能に触れる場となる。

全館休館中の横浜能楽堂(横浜市西区紅葉ケ丘)
全館休館中の横浜能楽堂(横浜市西区紅葉ケ丘)

<施設情報>
OTABISHO 横浜能楽堂 ※2024/4/18オープン予定
住所:横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ5F
アクセス:桜木町駅から徒歩5分、みなとみらい駅から徒歩3分
※オープニングパフォーマンスは2024/4/14(日)12:15~/13:00~ にランドマークプラザ1Fで行われる
OTABISHO 横浜能楽堂 Instagram

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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