平野上町にある融通念佛宗総本山　大念佛寺では、毎年5月1日から5日まで大阪市の無形民俗文化財にも登録されている大念佛寺で最も大きな法要「万部おねり」が執りおこなわれます。昨年2023年は、本堂大屋根葺き替え工事のため、瑞祥閣(仮本堂)における「阿弥陀経万部読誦」の法要のみとなり「二十五菩薩おねり」はお休みとなりました。また延喜殿では、雅楽コンサートをはじめ参拝の方々がゆっくり楽しめるさまざまなプログラムが行われ、境内ではマルシェが開催されました。

大念佛寺ホームぺージによると、今年2024年の万部おねりは、仮本堂の瑞祥閣門前に「特設舞台」を設置して法要と詠讃歌舞やコーラスなどの奉納行事、声明や雅楽のコンサートなどを執りおこなうそうです。（雨天変更あり）そして、特設舞台上に菩薩様が来臨し、仏前への献華を行う「伝供(てんぐ)」の儀式は1日から5日まで毎日執りおこなわれるそうですよ。大念佛寺ホームぺージでは、万部おねりがおこなわれる5日間のスケジュールも掲載されています、ぜひチェックしてみて下さいね。

先日2024年4月28日日曜日に、参拝に訪れると、境内にはテントなどが設置されていました。

「万部おねり」の準備が進んでいるようで、仮本堂の瑞祥閣門前にも大きなテントなどが複数設置されていました。

また、「万部おねり」がおこなわれている5日間のうち5月3日金曜日・4日土曜日・5日日曜日には、延喜殿3Fで様々なお店が出店しおとなも子どもも楽しめる「第5回　うれしたのし祭り」が開催されるそうです。

ハンドメイド販売、ワークショップ、美容・癒し、そしてカフェ軽食と様々なジャンルのお店が出店されるそうですよ。

今年2024年は特設舞台が設置されるなど、例年とは異なる形での「万部おねり」となり、新たな発見や感動に出会える5日間となりそうです。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか？