【中津川市】世界を目指す写真作家#ISO1638400(丸岡翔)さん。不思議な抽象写真の旅にでよう
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現在、ギャラリー詩と美術館で、写真作家 #ISO1638400(イソイチロクサンハチヨンレイレイ)こと丸岡翔さんによる写真展「無(ナイ)内を観る」が開催されています。
#ISO1638400さん(通称イソ)は、カメラの感度をISO1638400まで上げられるカメラで作品作りを続けています。切り撮られた世界は、宇宙のような、細胞のような、抜け出せないスパイラルな世界のような、見る人に解釈が委ねられる不思議な世界。写真は一期一会。何を撮ったかを聞くのは野暮。その世界観を存分に楽しみましょう。
見る人によって、千差万別。
思いがけない場所を思い出したり、子どもの頃を思い出したり。
いろんな旅ができる写真です。
「デジタルカメラにおけるISO感度は、『明るさが足りない時に、(上げたらノイズが入ってしまう為)最終手段として使うもの。極力上げない方が良い』という認識が一般的です。が、僕は元々ノイズ大好物人間。新しく手に入れたカメラのISO感度を最高まで上げて撮影したら、とっても心地の良いノイズの写真データが出てきて、これを使いこなせたら面白い作品が作れそうだと思った」と、#ISO1638400さんこと、丸岡翔さん。
「僕は、ストイックに極めるのは苦手で。追求するのは疲れちゃうタイプです。心地よい、見る人が居心地のよい作品を自由に撮りたいと思っています。自由とちょっと不自由を行ったり来たりして楽しめる生き方がいいですね。不自由も楽しめるような余白を残していきたいです」
写真も「撮影する僕も見る人も決めつけすぎない、追い詰めすぎない、解釈は自由に」を伝えて行けたら、とのこと。
一昔前なら、自分の世界観を厳しく追求するのがアーティスト、その一択しかないかもしれませんが、ここちいい、楽しい世界で生きるのが前提で自分を表現する。
その自由さがあるからこそ、見る方もその瞬間は自由な時間、贅沢な時間を旅ができる。
だからこそ、多くの方を引き付ける作品が撮れるのかもしれませんね。
「作品のクオリティを上げることも大事だけど、それよりも大事にしているのは人とのご縁。素敵な出逢いが自分を成長させてくれる。その為にも、自分で自分を良いやつだなと思える様に日々心掛けて生きている」という丸岡さん。
今後は京都での展示も予定されているとのこと。
さらなる世界が広がりそうですね。
活躍が楽しみです。
【#ISO1638400(丸岡翔)さん写真展〜無(ナイ)内を観る】
期間:6月2日まで開催中
※最終日6月2日は10時から、ギャラリートークイベントも行われます
ギャラリー詩と美術館
住所:岐阜県中津川市手賀野41-3
電話番号:0573-65-3722
定休日:月曜、火曜
営業時間:11:00~17:00
入場:無料
#ISO1638400(丸岡翔)