戸部駅から徒歩1分のところに、今話題のスパイスカレー店があるのをご存知ですか？　お店の名前は「Spice Corner Benzie(スパイスコーナーベンジー)」。店主さんは、横浜・福富町にあるスパイスカレーの有名店「丸祇羅 (マルマサラ)」から独立した方。独立後は同じく横浜の地にて2019年2月から「SPICE CURRY NEW RIVER」と「Spice 間借りカレー」の2店舗を間借りで営業。そして、2021年2月28日から実店舗「Spice Corner Benzie(スパイスコーナーベンジー)」にて、南インド料理とネパール料理を基軸としたスパイスカレーのお店の営業をしているとのことです。

お店まで行ってみると早速、ネパール料理「DALBHAT(ダルバート)」の看板を発見！

そして入店すると、南インド料理「MEALS(ミールス)」の写真も！　どちらも品数が多く、オシャレな見た目です。

古民家風の店内で、ゆったりくつろげそうな空間が広がります。

テーブル席は3卓。

そしてカウンター席もありました！

伺った日は南インド料理「ミールス」を提供する日でした。A～Dからお好みのお料理と品数を選び、その他のお料理はラッサム～ブレンドライスまで、決まったお料理が提供されるようです。ブレンドライスの量を選べるのも嬉しいポイントです！　オプション等もあるので、上級者は自分好みの「ミールス」を頂くことができそうです。

今回はAの「チキンシャクティ(ゴア州のチキンカレー)」の1種を注文し、「ブレンドライス」の量は150gでお願いしました。そして、注文して間もなく、「ミールス」の提供です！

「チキンシャクティ」は西インド・ゴア州のチキンカレー。ローストしたココナッツやトマトと、ローストしたポピーシードでコクを出しているんだとか。口に入れた瞬間、結構強くスパイスを感じて、病みつきになる味わい。ピリッと辛いのですが、ココナッツのコクや香りがきいているので、とっても食べやすい！　チキンがゴロっと入っていて、見た目以上にボリューミーです。

南インド料理の定番料理「ラッサム」はスープを飲むような感覚で頂きました。トマトやニンニク、ブラックペッパー、クミン、タマリンドが主な材料で、こちらも結構ピリ辛！　トロッとした「チキンシャクティ」と一緒に頂くとより美味しく、相性抜群でした。

「アヴィアル」は、ココナッツ風味でヨーグルトの酸味を感じました。塩気やスパイシーさは控えめで、かぼちゃやインゲン等の野菜の味をしっかり堪能できる優しい味わい。スパイシーなお料理の間に頂くのに、ピッタリな副菜といった感じです！

南インド料理の人気の副菜「なすとオクラのティーヤル」は、ローストしたココナッツやタマリンドで作ったソースで、なすとオクラを和えたお料理。香ばさや、甘酸っぱい味わいが特徴的でした。なすやオクラをサラッと頂くことができ、これからの暑い季節にピッタリなお料理です。

バナナ×トマトという珍しい組み合わせの「バナナとプチトマトのカーラン」は、トロッとクリーミー。酸味とスパイスがきいた味付けと、トマトの甘酸っぱさや、バナナの甘味がしっくりはまってます。今まであまり食べたことのない味で、新鮮！

「キャベツのポリヤル」は、キャベツのシャキシャキ感とマスタードシードの食感が最高。さっぱりとした苦味とスパイシーな味わいで、美味しかったです。

そして、「砂肝と大根のウールガイ」はお店のサイドディッシュの中で、人気No. 1とのことです！　砂肝のコリコリ感とスパイスのきいたオイリーな味付けが最高。他のサイドディッシュに比べるとかなりしっかり味付けです。そのため、お酒との相性抜群なのは間違いなし。単品でも注文したくなるリピート確定のお料理でした！

「ブレンドライス」は「バスマティライス」や「タイ米」、日本のお米が入っているとのこと。食感は日本人好みのモッチリ感がありながらも、普段感じることのない甘い香りやパラっとしたお米の食感を堪能できました！

多くの種類のお料理を一品ずつ味わったり、自分好みに混ぜ合わせて食べたり…と、色々な味を一皿で楽しめ、とっても最高な時間！　今回は南インド料理「ミールス」だったので、次回はネパール料理「ダルバート」を提供しているタイミングを狙いたいと思っています！　ちなみに、ドリンクメニューも充実。珍しいアルコールメニューも多く、気になるところです。

アラカルトメニューもあるので、お酒と一緒にゆっくり楽しむこともできそうです。

是非皆さんも「Spice Corner Benzie(スパイスコーナーベンジー)」に訪れてみてはいかがでしょうか？

【店舗詳細】

店舗名：Spice Corner Benzie(スパイスコーナーベンジー)

住所：横浜市西区戸部本町13-8