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ハズレの桃を買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ八百屋歴14年|野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

本格的に暑くなってきて、果物売り場では大量に桃が出始めていますね。

トロっとした食感で、濃厚な甘味の桃はこの時期しか食べることのできないご馳走です。

「でも、桃って買っても全然甘くないことが多くて選ぶのが難しい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「鮮度がよくおいしい赤桃の選び方」を紹介します。

赤桃の選び方

おいしい赤桃を見分けるときは、3つのポイントで選びましょう。

・鮮やかな赤色

・うぶ毛がびっしり生えている

・桃の良い香りがする

赤桃の選び方①鮮やかな赤色

赤桃を選ぶときは、最初に「色」を確認しましょう。

全体的に白っぽかったり、薄いピンク色のものはまだ未熟で甘味が少ない桃の可能性が高いんです。

また、赤黒いものはしっかり熟れていると思われがちですが、こちらも完熟しておらず、まだ硬い可能性が高いんです。

赤桃を選ぶときは、鮮やかな赤色をしている完熟した桃を選びましょう。

また、お尻(下側)の色にも注目しましょう。

お尻は少し緑がかっている個体と、乳白色の個体がありますが、乳白色の個体の方が、熟度が高く、甘い可能性が高いんです。

赤桃を選ぶときは、まずは全体の色を観察しましょう。

赤桃の選び方②うぶ毛がびっしり生えている

また、赤桃の「うぶ毛」の状態をチェックしましょう。

桃にはうぶ毛があるのですが、流通や陳列の際に触られることで抜け落ちたり、時間が経つことでも少しずつ取れてしまいます。

びっしりとうぶ毛が生えている赤桃の方が鮮度が良いと覚えておきましょう。

また、うぶ毛が立っているものと、寝ているものがありますが、うぶ毛が寝ている赤桃は完熟している証と言えるでしょう。

赤桃の選び方③桃の良い香りがする

最後に「桃の香り」を確認しましょう。

完熟した甘い桃は包装やパッケージの上からでも、桃特有の良い香りが漂っているものです。

購入の際に、手にとった桃から香りがしているどうか最終チェックしてからカゴに入れましょう。

みなさんも「色」「うぶ毛」「香り」をチェックして、おいしい赤桃を選んでくださいね。

赤桃の選び方まとめ

今回は「鮮度が良くおいしい赤桃の選び方」を紹介しました。

ぜひ今回の記事を参考にして、今が旬の赤桃をたくさん食べてくださいね。

他にも「桃をムダなく簡単にカットする方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

八百屋歴14年|野菜のプロ

八百屋歴14年|野菜や果物の選び方、保存方法、食べ方、豆知識など発信|Xのフォロワー数は70万人超|野菜の本を5冊出版|ブログ『やさいのトリセツ』を運営

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