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裁断からとっても簡単!3つのパーツで作れるオシャレなマイバッグ。端切れも布耳も全部使い切ります

neige+ 猪俣友紀手芸講師/ハンドメイドクリエイター

12月に入り、だんだんと朝晩の冷え込みが強くなってきましたね!

しかも夕方は日が暮れるのも早くて、17時には真っ暗です。そんな年末も差し迫る中、そろそろ今年は帰省される方も多いのではないでしょうか?

今回は大人気のマリメッコmarimekko生地でそんな帰省も楽しくなる、大容量のエコバッグを紹介します

実はこの生地、購入当初は全く別のバッグをイメージしていたのですが、1年も寝かしていたら今一番作りたい形に変わりました!

マリメッコといえばだいぶお高いブランド生地になりますが、今年の最後に手作りを楽しんできた自分へのご褒美に一緒に作ってみませんか?

今はネットショップでも生地が購入できるので、是非同じ生地を手に入れて一緒に作ってみてくださいね!

(出典 neige手作りのある暮らし)

動画も公開中です。

記事だけでは分かりにくい部分は動画と合わせてご活用くださいませ

マリメッコ生地は、生地幅が140cmあるのですが、今回は普段手芸店で購入している110cm幅の生地でも作れる方法で紹介しますので、是非裁断図もみながらチャレンジしてみてくださいね

140cm幅の生地で作る場合の裁断図です

marimekko生地で作る場合はこちらの裁断図になります

この後余り布で紹介するレシピは、この140cmサイズを基準としています

*110cm幅の生地で作る場合の裁断図になります

本体は94cmになり、合印のサイズも異なりますので下記の説明をよく理解した上で裁断してくださいね

今回紹介のトートバッグは、底ではなく脇にマチが隠れています。広げると12cmもあるので大容量なんですよ!

それでは早速始めていきましょう

まずは絶対失敗できない裁断から紹介してきますね

まずは裁断前に霧吹きやスチームでシワを取ってから始めます。

今回は、布の端っこ「布耳」も全部使いますので、両端から8cmずつまっすぐに切りましょう

本体の生地は95cm幅にします

110cm幅の生地で作る場合は、両端の耳を8cmで裁断したら、残りをそのまま使ってください(サイズは94〜95cmになるかと思います)

*本体94cm 持ち手8cmx2=16cm  110cm

50cmで生地を購入すると、数センチ余分にカットしてくれますが、持ち手はそのままの長さを使い、本体は高さを47cmに切り揃えておきます

D缶はもしあれば2cmのものを2つご用意ください

今回長さを揃えるために裁断した部分は、次回紹介のポーチで使いますので、是非残しておいてくださいね

持ち手は4つ折りにしてアイロンで折り目をつけます

両脇の際を縫います。家庭用ミシンで際を縫うのが難しい時は、裁ち目かがり押さえがあれば

是非試していただきたいです。2mmほどの際が綺麗に縫えますよ

本体に持ち手をつける前にアイロンで2cmの三つ折りにして折り目をつけておきます。

折った布を開いて、中央と持ち手の合印を入れます。

中央からそれぞれ16cm、その合印から更に12cm(本体が94cmの場合は11.5cm)に合印を入れます。5mm切り込みを入れておくといいですよ

持ち手を仮止めするとこういう感じになります。

*本体が94cmの場合はこの12cmのところを1cm減らせば同じように作れます

それぞれ2cmの折り目のところで縫います

D缶は後ろ面の持ち手に2個とも通しておきます

持ち手を縫ったら折り目で3つ折りにして、持ち手は下ろして際を縫います

今度は持ち手を持ち上げて、際を縫います

容量の大きなバッグなので、持ち手の強度のために、ジグザグ縫いをしておきます

ステッチの色を変えるとアクセントにもなりお勧めです

表面が外側に来るように重ねて(外表)脇を5mmで縫います

もし、お手持ちのミシンで針が移動できるようでしたら、一番右側に動かして、押さえの端を合わせて縫うとちょうど5mmほどになるので試してみてくださいね!

裏にして縫い代をしっかり倒しておきます

ここからは「袋縫い」と言って、縫い代を包んで縫う方法です。これにより縫い代が見えなくなり、1枚布でもジグザグミシン不要で仕上げることができます

針の位置を元に戻して、同じように押さえの端を布端に揃えて縫うと、ちょうど7〜8mmほどになるのでそれに合わせて縫います

底の辺の両端から6cm、5mmの切り込みで合印を入れます。縫った方の脇は、ミシン線から6cmになります

持ち手のある脇は、ミシン目が持ち手の端に来るようにして折り目をつけておきます

表にして合印同士で折り目をつけると脇はこのような形になります。この折り目にコバステッチをします

*コバステッチとは際縫いのことで、2mmほどで縫うことです

こちらも裁ち目かがり押さえを使うと綺麗に縫えるので是非お試しくださいね!

底をたたんで7mmで縫ったところです。はみ出た部分も切らずに端を揃えておきます

底の角を少し切り落としておきます

こうすることで厚みが減り、裏にした時に縫いやすくなります

裏にして角を整えて端から1cmで縫います。

これでミシンは終了です

いかがだったでしょうか?

1時間もあれば作れるレシピなので、是非動画も合わせてみながら作ってみてくださいね!

ちなみに一緒につけたD缶はこんなふうに余った生地でポーチを作り、ポケットの代わりにつけられるようにしてみました。

せっかくのオシャレなマリメッコ、内ポケットだけで使うのが勿体無くてこのアイディアが産まれました。よかったら一緒に作ってみてくださいね!

続きの生地で、余った生地を全部使っていくレシピを紹介していきますので動画もあわせて楽しみにしていてくださいね!

一緒に映る本は、

12月16日発売の新刊
「neige+猪俣友紀の端ぎれ&布耳で作るバッグと小物」(主婦と生活社)

現在オンライン書店で予約販売中なのでよかったらチェックしてみてくださいね!

(出典 neige手作りのある暮らし)

今年の最後も手作りで楽しい手作り時間をお過ごしください

最後までお読み下さりありがとうございました

手芸講師 猪俣友紀

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手芸講師/ハンドメイドクリエイター

2005年から『neige+手作りのある暮らし』ブログを運営。Webショップ作品紹介の他、バッグ、ポーチ、手作りマスクなどの作り方を公開中。9年間の手芸店講師を経て、2016年からはヴォーグ学園で講師を務め、現在は独学で身につけた”きれいに仕立てる縫い方のコツ”をYouTubeやInstagramなどのSNSを活用し、初心者向けに丁寧に音声解説紹介しています。近著に「猪俣友紀のミラクルハンドメイド定規BOOK」「端ぎれ&布耳で作るバッグと布こもの」(主婦と生活社)/「はじめてでもすてきに作れるバッグのきほん」(西東社)/「猪俣友紀(neige+)の仕立てがきれいな大人バッグ」(ブティック社)他

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