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9位KIAが首位に大勝し5連勝/1軍選手に初の感染者で2試合中止<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
キム・ホリョン(写真:KIAタイガース)

9日の韓国KBOリーグは2試合が感染症関連で中止、3試合がナイトゲームで行われました。

首位KTウィズと9位KIAタイガースの対戦は4回裏、1点を追うKIAがKTの先発、韓国代表のコ・ヨンピョ投手から一挙6得点。KIAはコ・ヨンピョ投手が降板後の5回にも3点を挙げて大量リードを奪いました。

試合は先発全員の15安打をマークしたKIAが10-4で勝利。3安打3打点を記録した7番キム・ホリョン選手のタイムリーが決勝打になっています。KIAは5連勝です。

◆「1軍選手に初の感染者。2試合が中止に」

NCダイノスは遠征先宿舎で新型コロナウイルスの感染者が見つかったのを受けて、1軍選手ほか関係者全員のPCR検査を実施。9日に選手2人の感染がわかりました。この検査結果を受けて、6、7日にNCと対戦したトゥサンベアーズの選手もPCR検査を行っています。

9日はこの両チームの試合、キウムヒーローズ-NC(コチョク)、トゥサン-LGツインズ(チャムシル)が中止になりました。

◆「首都圏の試合、来週から無観客に」

政府発表によるソーシャルディスタンス強化レベルの変更により、来週から2週間、首都圏の球場の試合が無観客になることが決まりました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルスとの2軍戦に出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇7月9日(金)の結果

・トゥサン 中 止 LG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 中 止 NC(コチョク)

 勝:

 敗:

・SSG 3 - 9 ハンファ(インチョン)

 勝:カーペンター

 敗:イ テヤン

・サムスン 5 - 9 ロッテ(テグ)

 勝:ク スンミン

 敗:ウ ギュミン

・KIA 10 - 4 KT(クァンジュ)

 勝:ブルックス

 敗:コ ヨンピョ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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