【最大15%オフ】アップルの公式アウトレット「整備済品」って実際どう?買ってみたメリット・デメリット
iPhone や MacBook などのApple製品を買うときにみなさんはどこで購入しているでしょうか。わたしは保証とコストパフォーマンスのふたつの面で優れているアップルの「認定整備済製品」をよく買っています。実際に購入してつかっている筆者の体験談を紹介しながら、この整備済品のメリット・デメリットについて解説します。Apple製品を安心して安く買いたい方はぜひご覧ください。
アップル製品を安くお得に買うなら「認定整備済製品」がおすすめ
「認定整備済製品」は簡単に言えばApple公式のアウトレット品です。一度なにかの理由で返品された製品を整備して再出荷しています。一度戻ってきているとはいえ、Appleが公式で整備して品質を保証しているので、機能的には通常品と変わらないものです。
「認定整備済製品」は、通常の販売品と比べてとても安いのが特徴です。最大15%引きの特別価格で購入できます。さらに1年間の製品保証が付いています。もちろん送料無料で、返品も無料でできるので、万が一製品に問題があったとしても安心です。コストを抑えつつ、品質や保証は通常品と同等なのが「認定整備済製品」の魅力です。
認定整備済製品を実際に買って使った感想
筆者はこれまで2017年と2024年の通算2回、Appleの「認定整備済製品」を購入しています。買ったのはいずれもMacBook Pro です。
良かったところ
わたしが認定整備済製品を買う最大の理由はその安さです。例えば最近買ったMacBook Pro の場合、通常よりも5万円もお得に買うことができました。
MacBook Pro 14インチ M3 Proチップ
・正規品の価格:328,800円
・認定整備済み品の価格:278,800円
またApple公式ストアの良いところは、製品の色による価格差がないところです。多くのネット通販サイトでは、同じスペックの製品でもカラーによって価格が異なります。 おそらく色によって人気が異なるためですが、MacBook Proの場合、スペースグレイよりもシルバーのほうが価格が高めに設定されていることが多いです。わたしはシルバーを買いたかったのですが、公式ならどのカラーを選んでも価格が変わることがないので安心です。
認定整備済製品の魅力のひとつは、安心して使うことができることです。保証の内容は通常品と変わらず、標準で1年の製品保証が付帯します。万が一不良品だったとしても、無料で返品できますし、保証の範囲内なら無償で修理してもらえます。保証期間を延長する「AppleCare+」に加入することも可能です。
わたしが2017年に購入したMacBook Pro 2016 モデルは、認定整備済製品でしたが、7年間しっかり使うことができました。購入から間もないタイミングで、キーボードの不具合が見つかりました(同モデルではキーボードの不具合が多数報告されました)が、その際は無料で修理してもらえました。そしてそれ以降は大きな不具合もなく、現在もまだ壊れず使える状態です。
欠点
次に使ってみて感じた欠点です。認定整備済製品は、きちんと整備されていてとてもきれいですが新品のきれいさとは違うように感じました。例えば、わたしが最近買ったMacBook Pro の場合はリンゴマークのところに少し汚れがありました。
非常にかすかな汚れなので、ほとんど見えません。もちろん機能的にも一切問題がありません。しかし、それでもこういった汚れが気になる人はいると思うので、万全の品物が欲しい人には認定整備済製品は向いていないかもしれません。
なお、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスの場合は、整備済品でも必ず新しい外装とバッテリーが搭載されるようになっているので、このような見た目のトラブルはないはずです。
認定整備済製品のもうひとつの欠点は、数が限られていて人気のモデルはすぐ売り切れてしまうことです。Appleの公式ウェブサイトから、在庫を確認できるのですが、自分のほしいスペックやカラーのモデルが用意されているとは限りません。また運よく自分の欲しいモデルが在庫にあっても数が少ないので躊躇しているとすぐに売り切れてしまいます。
認定整備済品は、日常的に在庫が入れ替わっています。なのでほしいと思ったApple製品が在庫になくてもまずはあきらめずに日をおいてからまた確認することをおすすめします。頻繁にウェブサイトを確認するのが大事です。
もうひとつ大事なのは、欲しいならすぐに買うことです。買うかどうかを迷っていると売り切れてしまうおそれがあります。人気のモデルは本当にすぐなくなります。高額な買い物なので、購入する決心がなかなかつかないかもしれませんが、整備済品を買いたいなら、事前に気持ちを固めておくことをおすすめします。