梅澤愛優香さんがセクハラ訴えたラーメン評論家がブログで反論。「おじさん構文」で開き直って大炎上
ラーメン評論家からのセクハラや中傷被害を訴えた梅澤愛優香さんに対し、フードジャーナリストのはんつ遠藤さんが「自分のことだ」と名乗り出てブログで反論したものの、大炎上しています。
「ラーメン評論家の入店お断りします」で話題に
この問題はラーメン店『麺匠八雲』と『沙羅善』を経営する梅澤さんが9月24日、「ラーメン評論家の入店お断りします」と発表したことから始まります。
梅澤さんはその後、9月27日放送の『グッド!モーニング(テレビ朝日)』でラーメン評論家から受けたセクハラや中傷、嫌がらせの内容を説明。
放送後、Twitterでもどのようなことをされたのかを説明する画像を投稿しました。
説明ではいずれも実名ではなく「ラーメン評論家Hさん」とされていましたが、これに対しフードジャーナリストのはんつ遠藤さんが「それ、僕です」と名乗り出ました。
セクハラや嫌がらせの指摘に対する反論の内容は…
梅澤さんのセクハラや嫌がらせの指摘に対し、遠藤さんはブログでそれぞれ次のように回答しています。
問題1.会食で「写真を撮らせて」と要求され、断ったのに無断で撮影された
問題2.「地元の業者にお金払わないヤバイ会社」とネットに投稿された
つまり問題1は認めており、問題2では意見が対立している状態です。
文章の書き方が「おじさん構文」で炎上
これだけならセクハラや嫌がらせの指摘と、それに対する反論という一般的な対応ですが、今回炎上してしまったのは、はんつ遠藤さんのブログの書き方、文章がひどかったからです。
あまり一方的に書き方を否定してしまうのは良くないかもしれませんが、自分に酔っているというか、「これを読む人も面白いと思ってくれるだろう」と思って書いていることが読者の目線からわかる文章でした。
SNSなどでおじさんが書く文章=「おじさん構文」と言われている書き方であり、Twitterでは「おじさん構文」が一時トレンド入りする事態に。
もちろん文章の書き方だけで炎上しているのではなく、文章を読み解いたあとに出てくる内容がひどいことも原因です。
たとえばセクハラ指摘への反論では
と、「酔っ払ったらセクハラをしてしまう人間です。ほかの女性にはもっとひどいことをしています」などと、謝罪どころか「セクハラは酒のせい」、「ほかの女性へのセクハラのほうがひどい(だから梅澤さんはマシな方)」と開き直っています。
また、「梅澤さんへの反論ブログを書いたが、彼女を批判するべきではない」と当たり前の説明をしているように見せつつ
と、「女性や子供は対等の人間ではない(下に見ている)」かのように書いてしまっています。
この遠藤さんのブログの内容は謝罪なのか、反論なのか、ふざけたいのか、読んでいて何を訴えたいのかわからず、読み終えたあとにセクハラ指摘を酒のせいにして開き直ることへの怒りと、文体からくるモヤモヤとした気持ち悪さが残るため、炎上へと繋がったのだと考えられます。
正直、このような内容であれば名乗り出ないほうが良かったと思います。
一方で、梅澤さんが女性のラーメン店店主としてこのような人たちを相手にしてきたのだとわかり、その苦労がわかったという点ではこの内容で良かったのかもしれません。
ラーメン評論家の入店お断りも仕方がないことでしょう。