PayPayボーナス運用でリスク取り過ぎちゃう問題はなぜ起きる?チャレンジコースはハイリスク
ポイント運用サービスを使っている人が増えてきたように感じます。
様々なSNSやコミュニティでポイント運用について多くの方が議論や状況の報告などをやり取りしていますね。界隈が盛り上がるのはポイント投資家として嬉しい限りです。
その一方で、こうも思います。
みんなリスク取り過ぎじゃない?
たとえば、ポイント運用のPayPayボーナス運用がありますが、こちら通常のS&P500に連動するスタンダードコースよりも、3倍の値幅変動があるチャレンジコースに投資をしている人が多いように思います。
3倍の値動きなのでかなりリスクも大きいです。正直、3倍変動って、株の信用取引の枠を全部使って投資するのと同じくらいのリスクです(個別株と株価指数への投資なので差はありますが)。
これって結構なリスクの大きさだし、お金(現金)を入れて同じ投資をするか?と聞かれたらNoと答える人が多そうです。じゃあ、なんでみんなポイント運用ならリスク取れるのか?
ポイントだとリスクを感じにくい?
これが一番の要因だと思います。
PayPayボーナス運用などはキャッシュレス決済のオマケで貯めたポイントで投資ができる仕組みになっています。ごくわずかなポイントから運用できますし、そもそもがオマケでもらったポイントだから損してもへっちゃら感が強い。
元々があぶく銭だから、心理上の価値がゼロなので損をしても心が痛まないということなのでしょうかね。投資にこれまで積極的になれなかったのに、ポイント投資やポイント運用を通じて投資を初体験したという方が多いのはこうした面があるのかもしれません。
お金に色は付いていないということは知っておくべき
ポイントとはいえ、PayPayボーナスはそのまま1ポイント=1円として通常のお買い物に使えることを考えるとほぼ現金と同じようなものになります。
「PayPayボーナス運用でこれだけは知っておきたい注意点、デメリット」の記事内でも書きましたが、PayPayボーナス運用というサービス自体、始まってから大きな暴落らしい暴落を味わっていません。そのため、利用者の多くが利益が出ている状態です。
そういう状況もあってPayPayボーナスは儲かる>チャレンジコースじゃないともったいない!みたいな思考になっていると危険です。
もちろん、あくまでも「遊び」としてやっているのであれば問題ない
その一方で、投資としてではなく、遊びとしてやっているのであればこの限りではありません。少ないポイントをちまちまやるよりも大きく動く方が遊びとして面白いというのであれば、それはそれで問題ないです。
他のギャンブルで使うよりはよっぽど健全かもしれません(笑)