【京都市下京区】ケーキが着物を纏う。手土産にしたい京都らしいお菓子
京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。2023年も残すところ半月ほどとなりました。本日12月14日は「忠臣蔵の日」、赤穂浪士の討ち入りが行われた日として、山科では義士祭も開催され、四十七士に扮した行列が毘沙門堂から大石神社まで練り歩きます。大石内蔵助が討ち入りを決意するまでの一時期を山科の地で隠棲していたことにちなんで行われるそうです。さて、今回は手土産にもぴったりな京都らしいお菓子を紹介します。
京都市営地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩4分、東洞院通を上がったところにあるお店『京纏菓子cacoto』。かわいらしい外観がとても目立ちます。
小さなお店ですが、可愛らしい店内です。こちらのお店では、着物やドレスを身に纏うようにお菓子にもひと工夫纏わせるをコンセプトに、和モダンなお菓子を販売されています。
ショーケースの中には、縁起が良いとされる吉祥文様を描いた、かわいらしい和柄のプチケーキが並びます。プチケーキは全部で8種類、柄だけではなくそれぞれ味わいも異なります。
プチケーキ以外にもクッキーなどの焼菓子も販売されています。
今回は、こちら2種類のプチケーキを購入しました。
「ドライフルーツ 束ね熨斗(たばねのし)」420円(税込)
ホワイトチョコレートに束ね熨斗の文様が描かれたプチケーキ。二口ほどのサイズで、中にはドライフルーツが入っています。束ね熨斗とは、延寿を象徴し、贈り物に添える熨斗を意匠化した吉祥紋様のひとつで、振袖・留袖・訪問着にも用いられます。
「抹茶 亀甲花菱(きっこうはなびし)」420円(税込)
ほのかに抹茶の苦味を感じるプチケーキ。ホワイトチョコレートの甘さと抹茶の風味が絶妙にマッチしています。亀甲花菱とは、亀の甲羅に似ていることに由来し、長寿の吉祥紋です。公家の調度品や衣装に用いられる花菱紋と合わせてあります。
京都らしい和柄のプチケーキは、手土産にすると喜ばれること間違いありません。賞味期限も購入日から4日間もありますので、気になる方はチェックしてくださいね。
京纏菓子cacoto
〒600-8402
京都市下京区大江町553-5
電話番号:075-351-2946
営業時間:10:00~17:00
定休日 :日曜日、月曜日
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