Yahoo!ニュース

東京都知事選が終わりました。性格心理学に詳しい私が、「政治家の生まれつき性格」を解説します。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日のテーマは、「政治家の生まれつき性格」です。

私(竹内成彦)は、生まれつき性格を長きにわたって研究している心理カウンセラーですが、ズバリ政治家は、お父さんタイプとお母さんタイプの人が非常に多いです。お父さんタイプは、そもそも数が少ないないので、よって、政治家は、お母さんタイプだらけ…と言っても過言ではないと思います。

「何で政治家には、お父さんタイプとお母さんタイプが多いのか?」と言いますと、政治家になると、己のパワー欲求が満たされやすい…という側面があるからです。パワー欲求とは、「自分は、力がある人間だと思いたい」という欲求で、「人を動かすのが好き」とおっしゃる人は、すべからくパワー欲求が強いと言っていいかと思います。

それと、お父さんタイプやお母さんタイプは、人からの非難に、非常に強いからです。政治家になると、どうしても、国民からあれこれ非難されたり批判されたりすることが多くなりますので、政治家には、人からの非難・否定に強いというのは、ある意味、絶対必要条件かもしれません。

お父さんタイプやお母さんタイプ以外の人は、人目を気にすることが多く、人からの非難や批判に弱いのですが、お父さんタイプやお母さんタイプは、人からの非難・批判や否定に非常に強いです。彼らは、自分を非難している民を見ると、平然と「ふん、馬鹿が…」と思うことが出来ます。これは、非難や否定に弱い他のタイプからは考えられないことで、そういった意味から言っても、お父さんタイプやお母さんタイプは、本当に凄いです。心臓に毛がボーボーに生えているという言葉は、正にお父さんタイプやお母さんタイプにためにある言葉と言っていいでしょう。

話、変わって、私のカウンセリングルームの近隣駅、愛知県名古屋市中区にある金山駅ですが、そこの駅前広場には、「ハトにエサをやらないでください」という大きな立て看板があります。にも関わらず、その看板の目の前でハトにエサをあげているおじさんを見ることがり、その度に私は、ギョッとします。

ハトにエサをあげているおじさんは、ハトに愛護の気持ちがあるわけではありません。エサをばら撒くとハトがやってくる。自分の金で買った、安いトウモロコシをばら撒けば、ハトを自由自在に操れる。その快感がたまらなくって、おじさんはハトにエサをあげている…というわけです。そう、おじさんは、自分の持っているわずかな金で、パワー欲求を満たしているわけです。

そして、そのせいで、金山駅の広場は、ハトのフンだらけになっているという現象が起きています。誠にけしからんことだと私は思います。←気の弱い私は、そんなおじさんを注意することが出来ません。

さて、話を戻して、以前、ユーチューバーの中田敦彦さんが、ご自身のチャンネル YouTube大学で、「政治家で総理大臣になりたくない奴などひとりもいない」と力説していたのですが、残念ながらそれは誤りです。

中田さんは、大変に賢くて勉強熱心なのですが、どうやら性格心理学には疎いようです。自分自身が「トップに立ちたい」という願望&生まれつき性格を持っているので、「自分んもそうだから、皆もそう思っているに決まっている、政治家ならなおさらだ」と思ってしまったのですね。

そうじゃないんです。先ほど私は、「政治家は、お父さんタイプとお母さんタイプばかりだ」と言いましたが、数は少ないですが、他のタイプの方もいます。そういう人たちは、トップに立ちたいという願望を持っている…ということが少ないのです。

例えば、有り得ない話ですが、私(竹内成彦)が政治家になったとしましょう。私が政治家になったら、私は「総理大臣になりたい」とは、きっと思わないと思います。私は、私より有能で力のある政治家を見つけ、その人を「全力でサポートしていきたい!」と思うかと思います。

そう、私は、縁の下の力持ちが嫌いではないのです。って言うか、結構好きなのです。私の推している政治家が、総理時代人になって、活躍してくれたら、日本を良くしてくれたら、私にとって、こんな嬉しいことはないと思います。

ちなみに、私が政治家にならない理由は、そもそもなれっこないし、パワー欲求も小さいし、非難にも否定にも批判にも弱いからです。私がもしも政治家になったら、国民の一部から、ちょっと非難・批判されただけで、あっと言う間にペシャンコになってしまうと思います。

でも私は、政治にも結構興味があり、正直、今の日本を危惧しています。誰か、有能で正直で誠実な、スーパースターのような人が現れ、政治家になって、日本の総理大臣、トップに昇りつめてくれないかなあ…って真剣に思っています。

というわけで今日は、政治家は、お父さんタイプとお母さんタイプばかり…。でも少しだけ、他のタイプの人もいて、そういう人は、必ずしも総理大臣になりたいとは思ってないよ…というお話でした。

最後に、中田のあっちゃん。
万が一、この私の記事を観るようなことがあったら、お願いですから、私の本「自分を知れば、もっと楽に生きられる。」を、読んでみてください。私が魂を込めて書いた、生まれつき性格がよくわかる本となっています。

ちなみにですが、中田のあっちゃんは、私の性格分析、キャラ診断によると、おそらく、お父さんタイプよりの長男タイプだと思います。←お母さんタイプである、キングコングの西野さんとは大違い…というわけです。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

竹内成彦の最近の記事